2016年10月28日金曜日

豚肉(黒豚)・大分県大分市(2016年)養豚場

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本日は、ご依頼のありました食品についての測定結果です。
食品名は、「豚肉(黒豚)」
産地は、「大分県大分市」
製造者及び販売者は、「養豚場」

大分県産の豚肉(黒豚)です。
一度見ておきたいとの事からご依頼を受けました。

(測定風景)




(測定品詳細)
食品名:豚肉(黒豚)
産地:大分県大分市
製造者:養豚場
製造工場:養豚場
販売者:養豚場
生産年月:2016年
入手年月:2016年9月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA

(測定結果)
測定時間:43200秒
重量:1072.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:89.4±21.7Bq/kg(測定下限値2.8Bq/kg)

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「豚肉・黒豚(大分県)」であると思われます。

なお、参考程度に申し上げておきます。
セシウム137についてピークはないと判断しましたが、
測定下限値以下の「0.1Bq/kg程度」に存在しているようなピークでもあります。
ゲルマニウム半導体検出器で0.05Bq/kg程度まで検出下限値を下げて測定したら
数値が出る可能性があります。

※2016年9月9日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2016年10月15日土曜日

湯通し塩蔵わかめ(塩落)・徳島県鳴門産(2016年)株式会社八百秀:第10回西日本測定所ネットワーク測定プロジェクト

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本日は、「西日本測定所ネットワーク測定プロジェクト」の測定結果についてです。
気になる検体を2~3月毎に一つ、南福崎土地株式会社放射能測定室所有のゲルマニウム半導体検出器で測定しようというものです。
測定結果は、西日本測定所ネットワーク内で共有され各自で公開OKというものですので、ご紹介したいと思います。

この度の測定は第10回目になります。第1回目~第9回目までの結果は以下のとおりです。
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第1回目:(担当)阪神・市民放射能測定所
「鰆(さわら)・兵庫県(瀬戸内海)(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/06/2014_4.html
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第2回目:(担当)奈良・市民放射能測定所
「剣先イカ・長崎県(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2014_6.html
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第3回目:(担当)京都・市民放射能測定所
「鮭(サケ)・北海道(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/10/2014_73.html
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第4回目:(担当)高槻・市民放射能測定所
「鯖(サバ)・青森道(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/12/2014_19.html
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第5回目:(担当)阪神・市民放射能測定所
「ツバス・千葉県(2015年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/02/2015_24.html
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第6回目:(担当)奈良・市民放射能測定所
「ヒラメ・茨城県(2015年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/2015.html
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第7回目:(担当)おのみち -測定依頼所-
「天然本マグロ・鳥取県(2015年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/07/2015_28.html
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第8回目:(担当)「さかな二匹の測定所」・「阪神・市民放射能測定所」
「越前ガニ・福井県(2015年):第8回 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/12/2015_31.html
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第9回目:(担当)「京都・市民放射能測定所」
イカ・福井県(2016年):第9回
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/04/20169.html
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第10回目は、「高槻・市民放射能測定所」と「おのみち -測定依頼所-」が担当となりました。

(選定理由)
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徳島県鳴門産の「わかめ」から検出との話がある。
ゲルマニウム半導体検出器でも測定して判断してみよう。
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(測定風景)















(検体情報)
食品名:湯通し塩蔵わかめ
産地:徳島県鳴門産
製造者:株式会社八百秀
製造工場:株式会社八百秀
販売者:株式会社八百秀
生産年月:2016年6月
入手年月:2016年6月23日
賞味期限:2016年9月20日
ロットナンバー:NO DATA

(測定結果)
測定日:2016年6月25日
測定時間:43200秒
重量:1055.4g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:58.1±15.1Bq/kg(測定下限値2.8Bq/kg)

[その後、塩を洗い流して日陰干しした状態のもの]

2,250g(塩30%含む)

→1,575g(塩を除いた重量)

→730.1g(陰干):ワカメ本体を約46%まで減量


(測定風景)













(測定結果)
測定日:2016年7月1日
測定時間:43200秒
重量:730.1g(約46%減量)
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.4Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(測定下限値0.4Bq/kg)
カリウム40:12.3±6.66Bq/kg(測定下限値4.1Bq/kg)

(測定結果)
南福崎土地株式会社放射能測定室様によるゲルマニウム半導体検出器による測定結果です。

測定日:2016年7月12日
測定器:TG150B(テクノエーピー社製)
測定時間:172,800秒(48時間
重量:730g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(測定下限値0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.1Bq/kg)
カリウム40:30.8±2.0Bq/kg







今現在は、更に20袋を追加で購入し、塩を洗い落として天日乾燥にかけ粉砕処理中という状況です。
粉砕処理後の測定結果は、また後日に公表します。































次回は、2016年9月24日(土)に「奈良・市民放射能測定所」にて開催される
「西日本測定所ネットワーク第16回目の会合」にて、検体の選定(予定)を行います。

何かご要望がございましたら、当ブログにでも書き込んでいただければ、西日本測定所ネットワーク内でそのご要望をお伝えしたいと思います。
なお、検体代の高価な魚をメインに考えております。ご了承ください。
よろしくお願いします。

※2016年6月25日(当方)、7月1日(当方)、7月12日(ゲルマ)の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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