tag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post5084483440420832256..comments2023-12-05T13:04:53.142+09:00Comments on おのみち -測定依頼所- の測定員のブログ: 鉛(遮蔽用・汚染)(2014年)杉原宏喜http://www.blogger.com/profile/18305023505286423124noreply@blogger.comBlogger5125tag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post-24563928617559210062014-03-07T12:31:00.357+09:002014-03-07T12:31:00.357+09:00鈴木さん
バリウムシートの件ですが、
低エネルギーの遮蔽用として効果は高いようですが、セシウム13...鈴木さん<br /><br />バリウムシートの件ですが、<br />低エネルギーの遮蔽用として効果は高いようですが、セシウム137のエネルギーである662keVを全て通すわけではなく、幾らかは遮蔽してしまいます。<br />簡単にマスクを例にしますと、PM2.5を防ぐ目的でマスクをしてもPM2.5は小さいのでマスクをすり抜けてきます。<br />ですが100%すり抜けることはなく、幾らかはブロックされます。<br />こんな感覚でしょうか。<br /><br />ですので、シンチレーターの周りに遮蔽をしますと本末転倒になりますので、使用方法としてはやはり今回の鉛板の周りに巻くという形になろうかと思います。<br /><br />ですので、一番外側に配置する形であればバリウムシートの意味はないですし、そこまでして使うことにあまり意味がないかもです。杉原宏喜https://www.blogger.com/profile/18305023505286423124noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post-53771131652164372422014-03-06T18:33:04.359+09:002014-03-06T18:33:04.359+09:00追伸です。
もしかすると、間違った事を書いたかもしれません。そうでしたら申し訳ありません。
フィル...追伸です。<br /><br />もしかすると、間違った事を書いたかもしれません。そうでしたら申し訳ありません。<br />フィルターという言い方をしますと、あたかも吸収するような誤解を与える語句ですかが、<br />あの手の遮蔽シートと呼ばれているものに練りこまれている硫酸バリウムは「散乱」させるともありましたので、<br />鉛容器の内側に配したり、シンチレーターに巻くのは逆効果かもしれませんね。<br />いずれにしましても、やってみて、支障の有無を実際に確認してからまた報告させて戴きます。<br /><br />敬具鈴木https://twitter.com/mumyouankoushinnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post-25183955643054337182014-03-06T09:54:02.313+09:002014-03-06T09:54:02.313+09:00杉原様
ご助言、そして測定をありがとうございました。
今回の事をきっかけに、そうした鉛を、それで...杉原様<br /><br />ご助言、そして測定をありがとうございました。<br /><br />今回の事をきっかけに、そうした鉛を、それでも使う「方法は?」と考えたときに、<br />バリウムシートを思い出しました。バリウムシートは、厚さが1mmの場合、<br />「100keVは75%カット」しますが「400keVはカット出来ません」(メーカー仕様によれば)<br /><br />また3mm厚のバリウムシート場合には、<br />100keVは95%カット、400keVは28%カットとなっていました。<br /><br />つまり、このシートを、鉛の遮蔽容器の「内側の全面」に貼れば、<br />こうした放射化した鉛からの影響を、大きく軽減できるのではと思ったのです。<br /><br />さらに考えましたのは、シーチレーターそれ自体を、1mmのバリウムシートで包んでしまえば、<br />100keV付近の領域への「フィルター効果」とならないかという点です。<br /><br />特に、セシウム三兄弟のkeVにしか関心を向けていない、私のような者にとっては、<br />測定が少し向上するのではないかと推測しましたが、<br />これは、やってみないとわかりませんね。<br /><br />そこで今、1mmのバリウムシートの在庫の有無を、<br />問い合わせているところです(50㎝角ですと1200円程度です)<br /><br /><br />敬具<br />鈴木https://twitter.com/mumyouankoushinnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post-51145423856838669072014-03-06T07:50:10.234+09:002014-03-06T07:50:10.234+09:00鈴木さん
こちらこそ、お世話になっております。コメントもいただきありがとうございます。
実は今回の...鈴木さん<br /><br />こちらこそ、お世話になっております。コメントもいただきありがとうございます。<br />実は今回の鉛ですが、当方でもっています堀場PA-1000ではほとんど反応なしでした。<br />と言いますのも、PA-1000での感知範囲のエネルギーはγ線の150keV~となっております。<br /><br />今回の鉛のピークは<br />45keVと75keVでした。<br />なので感知できない範囲となっております。<br /><br />鈴木さんの持っておられるβ線計測の可能な機器であれば感知することは可能ですね。<br /><br />ですので、皆様が意識して持っておられる機器について、今一度確認して頂き、<br />どういった物を計測しているのか知っておいていただければ幸いです。<br /><br />鉛は放射線の遮蔽物としては優秀ですが、<br />今回の鉛であると逆に放射線を出して測定したい領域の部分を嵩上げしてしまう可能性があります。<br /><br />また、遮蔽用の鉛で被爆してしまうという懸念もございますが、<br />放射線は距離の二乗に比例して影響が下がって行きます。<br />今回の鉛からはいくらかの放射線が出ておりますが、とてつもなく強いと言うほどのものでもありませんので<br />体への影響まで心配されるようなことは無かろうかなと思っております。<br /><br />しかし「気分」の話は違います。<br />大丈夫とは言われても、やはり気になってしまうかと思いますので、そのあたりは各自に判断をお任せすることになります。<br /><br />重ね重ね、いつもありがとうございます。<br />今後ともよろしくお願いいたします。杉原宏喜https://www.blogger.com/profile/18305023505286423124noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-2811200517527223891.post-27866263013548900912014-03-06T05:12:19.400+09:002014-03-06T05:12:19.400+09:00お世話になっております。今回の鉛素材の依頼者本人です。
測定をありがとうございました。
私は放射線は...お世話になっております。今回の鉛素材の依頼者本人です。<br />測定をありがとうございました。<br />私は放射線は専門外ですので、「消費者」としての立場から<br />少し提言させて戴きたいと思います。<br /><br />遮蔽用の鉛を購入しようとする場合、主に次の購入先があります。<br /><br />A/放射線遮蔽鉛を扱っている事を明記している会社のサイト<br /><br />B/放射線の遮蔽能力は保証しない鉛と明記のある会社サイト<br /><br />C/放射線遮蔽能力については特に何も明記のない会社のサイト<br /> (オーディオ、釣具、その他多種の工作用素材)<br /><br />今回はCのケースでしたのと金額は3000円のみでしたので<br />交換や返品はしませんでしたし、通知もしませんでした。<br /><br />しかしながらAとBのケースでは、万単位の金額になることもしばしばですので、<br />原則として、購入する際に「放射線測定時の遮蔽に使うのですが、<br />「もしも測定に支障がありそうな場合に交換は可能ですか?」<br />と、必ず問い合わせる事が必要だと思いました。<br /><br />中には「返品」は受け付けませんというところもありますが<br />「交換」は出来るはずですから。<br /><br />最近では遮蔽容器の自作のために鉛ブロックや鉛素材を買うこともありますので、<br />もしも私の場合のように線量計が異常を示した場合には、交換を頼んでみることは<br />売る側にも、最低限線量計でチェックするなどの注意を促し、<br />結果として私たち消費者も生産者も共に利すると思いました。<br /><br />ですから、買って未使用のときにすぐに線量計で計ると良いと思います。<br /><br />ちなみにガンマ線測定ではそれほどではないので気づかない場合もあると思います。<br />裏蓋をはずして、今回の鉛の上に置いて、ベータ線モードで測定したところ、<br />最高で他の鉛の3倍になったので(他の鉛が0.12cpsとすると0.36cpsなど)<br />ベータ線測定モードのないガイガーカウンターで識別できるかどうかは分かりません。<br /><br />蛇足ながら今回の鉛は鉛ブロックの遮蔽容器に、<br />構造上出来てしまった4mmの隙間を埋めるためにだけに<br />こうした薄いシートを購入いたしました。<br /><br />原因調査や、測定依頼や、使用出来るかどうかに関しての賛否のご意見を伺うより先に、<br />到着直後に、真っ先に、すぐに別の鉛製品専門の業者さんを見つけて買いました。<br /><br />それが測定に影響するレベルのものか、使用は可能か否か、原因は何か、<br />これらの結論が、どう出るにしても、<br />使用者としては、ベータ線が3倍にもなるのを見るのは、<br />自分の遮蔽容器の一部に使うには、決して気分の良いものではなかったからです。<br />非科学的な「気分」だけの判断で申し訳ありませんが。<br /><br /><br />敬具鈴木https://twitter.com/mumyouankoushinnoreply@blogger.com