2014年3月3日月曜日

「市民放射能測定所「せとうちラボ」開所記念イベント:レポート

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本日は、3月2日に行われました
「市民放射能測定所「せとうちラボ」開所記念イベントのレポートです。

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(追記1:2014年3月5日)

瀬戸の風さんが、ブログに今回のレポートをアップされておりました。
当方のブログには無い、全体の雰囲気がとてもよく分かるレポートとなっておりますので、
ご紹介させていただきます。

「市民放射能測定所「せとうちラボ」開所記念イベント3月2日レポ 高松」
http://lituum.exblog.jp/22190646/

(追記1:ここまで)
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まずは概要です。
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日時:2014年3月2日(日)13:00~
場所:ちろりん村ガレージ 高松市上福岡町2058-2
お問い合せ:ちろりん村 087-837-4568
参加費:おとな1000円(トークディスカッション時の1ドリンク1スイーツ付) 
*************************************

○こどもみらい測定所の「石丸」さんの講演会
13:00~14:30

○トークディスカッション&カフェ
14:45~16:00
(参加者)
こどもみらい測定所:石丸偉丈
せとうちラボ共同代表:駒場晶子
おのみち測定依頼所:杉原宏喜
(せとうちラボ共同代表の大塚さんは体調不良のため欠席)
+
一般参加者


石丸さんの講演会はツイキャスにて中継させていただきました。
録画を公開しておりますので、こちらからご覧いただければと思います。
なお、2と3は録画操作を失敗して短いものとなってしまってますことを、お詫び申し上げます。

「せとうちラボ開所記念イベント「石丸偉丈講演会」1」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/42487533

「せとうちラボ開所記念イベント「石丸偉丈講演会」2」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/42504374

「せとうちラボ開所記念イベント「石丸偉丈講演会」3」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/42504573


こちらは第2部の「トークディスカッション」ですが、ツイキャスを放置しての撮影のため、
開始して30分で終了となっております。ご了承ください。

「せとうちラボ開所記念イベント「トークディスカッション&カフェ」」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/42508635




*******************************
石丸さんの講演会ですが、とても丁寧な内容ですごく分かりやすかったです。
さらに深く詳しく知った内容もあり、とても興味深く拝聴することが出来ました。

講演会の中でも皆さんに知っておいて欲しい内容がありますので、
簡単にですが箇条書きにして紹介させていただきます。

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食物からセシウムが検出される主な原因の分類表
A.セシウムの濃淡に一定程度比例
B.濃縮による高濃度汚染

1.直接被ばく(特に2011年3月の葉面吸収等)
2.多年生植物(特に常緑樹)の種実類・葉物
3.カリウムの多い食品(カリウム表との相関)
4.非粘土質に育つもの
5.酸性土壌に育つもの
6.アンモニウムイオンとセシウムイオンの交換(豆類の根粒菌、アンモニア肥料)
7.土の中で育つ作物(思いの外、不検出・低汚染も多い)
8.水・泥の中で育つ作物(0.1Bq/ℓの水でも、お米に移行した例。山からの水)
9.根が浅い植物(セシウムは表層の方が濃度が高い)
10.野生植物と、それを食べる動物
11.未熟な有機物腐植層での生育
12.魚介類(水生生物)、沿岸底生、汚染地域の回遊、食物連鎖上位
13.淡水魚は、ミネラルを保持する関係でセシウムを保持しやすい
-------------------------------------------


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(追記2:2014年3月5日)
講演会の資料2枚について、ご紹介しても良いとの回答を、石丸さんより頂きましたので追記でご紹介させていただきます。

まずは1枚目ですが、
「公益財団法人 日本分析センター」
http://www.jcac.or.jp/

「空間放射線量率について(日別のデータ):(2011年3月16日~2013年4月10日)」
http://www.jcac.or.jp/site/senryo/senryoritu-day.html


こちらのデータのものとなります。
こどもみらい測定所が許可を受けて、今回の資料となっております。




2枚目は、「食物からセシウムが検出される主な原因の分類表」です。
なお、石丸さんより注意書きを頂きましたので、そちらと併せてご紹介いたします。

「この表は、あくまで傾向であり、個々の数値は条件次第でこの表に書いてあっても
不検出であることもままあるなど、かなり変わるので、気になる場合は測定してお確かめ下さい。」
とのことです。





(追記2ここまで)
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また、トークディスカッションの後にホットスポットファインダーについても、どういう物なのかどういう機械なのかも改めて知ることが出来ました。
やはりその使い方は熟知する必要がありますが、とても貴重な体験をさせていただきました。
当方が持参しました「各種線源」を使った実験のようなものも面白く拝見いたしました。


イベント終了後、スローライフ・スローフードの「ツルカメ食堂」さんで打ち上げでは、
なかなか普段は話すことができない濃い話もさせて頂きました。
今後の講演会を行う際、参考になることもたくさんありとても勉強になりました。

夜遅くまで、本当にありがとうございました。


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2014年3月2日日曜日

土壌(加熱乾燥・粉末)落葉堆積部分・山梨県南都留郡富士河口湖町(2014年)

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本日は、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
測定品名は、「土壌(加熱乾燥・粉末)落葉堆積部分」
採取地は、「山梨県南都留郡富士河口湖町」
採取日は、「2014年1月27日」


今回ご依頼の土壌は、自宅周辺の土壌ではあるのですが、
→原発事故以降ずっと掃き集められた落葉が堆積してそのままの部分
→加熱乾燥してふるいにかけた

土壌となっております。
正確な値を知りたいとのことで、V-7容器での測定に加えて、1Lマリネリ容器での測定も行いました。


なお、前回測定の自宅周辺土壌ですが、
こちらの測定容器はV-7容器での測定でした。ご参考までに。

「土壌(山梨県南都留郡富士河口湖町)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/07/blog-post_4.html



それでは、測定結果です。


測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に検出と判断しました。


 (判定方法)
605keV、796keV、802keVにピークが確認できます。
662keVにも、ピークが確認できます。

この度の測定結果では・・・


天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

の検出と判断します。

V-7容器、1Lマリネリ容器共に測定をしましたので、
今回の当方の測定結果に対するコメントは数値の後に記載します。


商品名:土壌(加熱乾燥・粉末)落葉堆積部分
産地:山梨県南都留郡富士河口湖町
製造者:山梨県南都留郡富士河口湖町
販売者:NO DATA

採取年月:2014年1月27日
賞味期限:NO DATA

ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒


*** 測定容器:V-7容器(85ml)*************************
重量:84.3
g
解析精度:3σ

セシウム137:126±28.8Bq/kg
セシウム134:63.4±16.0Bq/kg
カリウム40:243±82.7Bq/kg


***測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)****************
重量:990.5g
解析精度:3σ

セシウム137:163±33.7Bq/kg
セシウム134:67.6±14.2Bq/kg
カリウム40:205±47.9Bq/kg

***************************************************

原発事故後、ずっと掃き集められた落ち葉が堆積し続けていて、
誰も手をつけていない場所を15センチほど掘った部分を採取し、加熱処理後にふるいにかけた土壌とこと。
しっかりとセシウム137及び134が検出されております。
やはり、落ち葉等が堆積して残っている場所には濃縮されていると考えて間違いないようです。



※V-7容器の場合※
セシウム137:セシウム134の半減期による比率として1:0.41程度になる予定なのですが、
その比率にぴったりと収まらず、セシウム134が少し高めに出ております。



※1Lマリネリ容器の場合※
1月31日現在ではセシウム137:セシウム134の半減期による比率として1:0.41程度になる予定です。
1L容器による測定結果ですと、おおむねその比率にぴったりと収まりました。



※まとめ※
セシウム137:セシウム134=163:67.6=1:0.414
V-7容器(85ml)で測定した場合と比べますと、数値としても安定しておりますので、
実際の濃度としては1Lマリネリ容器のものが正しそうです。
ですが、V-7容器での測定脚気も±の範囲で考えると、1Lマリネリ容器の範囲に収まっておりますので、
結果としては双方正しい値という事となります。




ところで、前回2013年6月22日に測定させていただきました「土壌(山梨県)庭の土」では、
セシウム137:15.5±5.Bq/kg
セシウム134:7.8±3.6Bq/kg
カリウム40:187.0±57.3Bq/kg

との結果でした。
V-7容器での測定ですから、今回のV-7容器でのセシウム137だけで判断しますと、
126÷15.5=8.12...
概ね8倍程度の濃縮がされているとも言えることを申し添えておきます。


もし、1Lマリネリ容器と比べた際。容器の形状が違いますので参考となりますが、
セシウム137だけで判断しますと、
163÷15.5=10.51...
と概ね10倍強程度に濃縮されているような結果となっております。


今回の土壌の結果ですが、
1Lマリネリ容器による
セシウム137=163Bq/kg

V-7容器による
セシウム137=126Bq/kg


比べた時、V-7容器の方が、1Lマリネリの約0.8倍の濃度として検出されております。
しかし±の範囲に収まっておりますので、1Lマリネリ容器でもV-7容器でも共に問題のない測定結果であると考えられます。

V-7容器での測定は、誤差も大きいのでやはりどの程度の汚染であるのか、
ある程度の目安として知るという使い方にとどまろうかと思います。
(±の範囲に収まるという形での使い方)




※2014年1月31日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・非電化工房さんへ、長時間測定についてお問い合わせをさせて頂きましたので、その内容等を公開します

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2014年3月1日土曜日

南部とりモモ肉・岩手県(2014年)株式会社丸久

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本日も、ご依頼のあった食品の測定結果についてです。
食品名は、「南部とりモモ肉」
産地は、「岩手県」
製造者及び販売者は、「株式会社丸久」

鶏肉のモモ肉ということですが、岩手県産とのこと。
一度詳しく測定してみておきたいとのことでのご依頼でした。


それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。

(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・


天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断します。
岩手県産とのことで、心配をされたことと思われます。
結果としては、セシウム137も134もピークが確認できないため不検出と判断させて頂きました。


「株式会社アマタケ」
http://www.amatake.co.jp/index2.html

上記の会社の製品のようですが、自主測定はされていても、基準値を30Bq/kgとされていますね。
NaIシンチレーション検出器なのでどこまで見れるのか難しいところもありますが、やはり少しでも検出されたものは市場に出さないという意識が欲しいですね。


商品名:南部とりモモ肉
産地:岩手県
製造者:株式会社丸久
製造工場:株式会社丸久
販売者:株式会社丸久
生産年月:2014年
入手年月:2014年
賞味期限:2014年1月24日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1155.6g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.2Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:63.5±16.2Bq/kg

※2014年1月27日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。


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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について


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