2014年11月26日水曜日

クロスチェック:玄米・北海道(2014年産)ホワイトフード株式会社

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本日は、先日公開ました
「玄米・北海道(2014年産)ホワイトフード株式会社」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/11/2014_14.html
をクロスチェックした測定結果です。

商品名:玄米
産地:北海道
製造者:不明
製造工場:不明
販売者:ホワイトフード株式会社
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA

当方の結果は
**************************
測定時間:43200秒
重量:925.9g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:69.5±18.1Bq/kg
**************************
となっております。

なお、クロスチェック先は
「南福崎土地株式会社 放射能測定室」
http://minamihukuzakitochi.blog.fc2.com/

です。
いつもありがとうございます。
それでは、測定結果です。

測定者:南福崎土地株式会社 放射能測定室
測定器:テクノエーピーTG150B
測定日:2014年11月23日
測定時間:172800秒(48時間)
重量:877.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ以上
セシウム137:<0.14Bq/kg(測定下限:0.14Bq/kg)(0.07±0.05Bq/kg)(計数率:0.0004±0.0002CPS)
セシウム134:<0.16Bq/kg(測定下限:0.16Bq/kg)
カリウム40:86.78±2.16Bq/kg(測定下限:5.45Bq/kg)(計数率:0.0449±0.0005CPS)

なお、測定結果には注意書きがあります。
>結果ですが3σでは下限値以下のNDですが、
>Cs-137のみピーク確認しました。
>Cs-134と書いてあるのはAc-228の間違いだと推定します。




※2014年11月23日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月22日土曜日

クロスチェック:ハーブ(ヒースフラワーホール)・ポーランド(2014年)製造者:株式会社カリス成城

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本日は、座間放射能測定室様よりお借りした「ハーブ(ヒースハーブ)」について、クロスチェックを行った結果のご報告です。

食品名は、「ハーブ(ヒースフラワーホール)」
産地は、「ポーランド」
製造者及び販売者は、「株式会社カリス成城」

当方で測定した同賞味期限の商品の測定結果はこちら
「ハーブ(ヒースフラワーホール)・ポーランド(2014年)製造者:株式会社カリス成城」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/11/2014_12.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV及び796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137を検出と判断しました。
天然核種のカリウム40、人工核種のセシウム137の検出です。
今回も見事なセシウム137のピークが確認できております。

商品名:ハーブ(ヒースフラワーホール)
産地:ポーランド
製造者:株式会社カリス成城
製造工場:株式会社カリス成城
販売者:株式会社カリス成城
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:2017年8月31日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:168
.5g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
Cs137:276±58.5Bq/kg
Cs134:<1.7Bq/kg
K40:153±51.7Bq/kg

****************************************
当方で以前測定した同賞味期限の測定結果は
セシウム137:251±53.3Bq/kg
セシウム134:<1.7Bq/kg(誤検出:4.98±2.70Bq/kg)
カリウム40:152±51.7Bq/kg
****************************************

ですので、ほぼ同じ結果が得られたこととなります。
今回の結果を受けて当方からも、問い合わせをしてみたいと思います。

※2014年11月19日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月14日金曜日

玄米・北海道(2014年産)ホワイトフード株式会社

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「北海道」
製造者は、「不明」
販売者は、「ホワイトフード株式会社」

2014年産の玄米となります。
ホワイトフード株式会社で販売されている玄米とのこと。
原則、ご依頼のあった食品等すべて公開ですのでそのあたりはご了承ください。

「ホワイトフード株式会社」
http://www.whitefood.co.jp/

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみ検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV及び796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
天然核種のカリウム40のみの検出です。

放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「玄米」であると思われます。

商品名:玄米
産地:北海道
製造者:不明
製造工場:不明
販売者:ホワイトフード株式会社
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:925.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:69.5±18.1Bq/kg

※2014年11月1日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月13日木曜日

粉砕処理:ハーブ(ヒースフラワーホール)・ポーランド(2014年)製造者:株式会社カリス成城

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本日も、ご依頼のありました食品の粉砕後の測定結果についてです。
食品名は、「ハーブ(ヒースフラワーホール)」
産地は、「ポーランド」
製造者及び販売者は、「株式会社カリス成城」

粉砕して充填度を上げた際の測定結果が変わるのかどうか知りたいとのことでの、ご依頼でした。
実は当方も気になりました。

粉砕前の結果はこちら
「ハーブ(ヒースフラワーホール)・ポーランド(2014年)製造者:株式会社カリス成城」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/11/2014_12.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV及び796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137を検出と判断しました。
天然核種のカリウム40、人工核種のセシウム137の検出です。
粉砕前と同じく見事なセシウム137のピークが確認できております。

商品名:ハーブ(ヒースフラワーホール)
産地:ポーランド
製造者:株式会社カリス成城
製造工場:株式会社カリス成城
販売者:株式会社カリス成城
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:2017年8月31日
測定時間:43200秒
重量:281.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:258±53.9Bq/kg
セシウム134:<1.0Bq/kg(誤検出:4.25±1.89Bq/kg)
カリウム40:159±45.3Bq/kg

粉砕前の測定結果は
重量:166.0g
セシウム137:251±53.3Bq/kg
セシウム134:<1.7Bq/kg(誤検出:4.98±2.70Bq/kg)
カリウム40:152±51.7Bq/kg

でした。
粉砕後は
重量:281.1g
セシウム137:258±53.9Bq/kg
セシウム134:<1.0Bq/kg(誤検出:4.25±1.89Bq/kg)
カリウム40:159±45.3Bq/kg

です。
重量は
166.0g→281.1gとなり115.1g増えております。

増えた重量は
281.1/166.0=1.69337...≒1.69倍です。

セシウム137の値は
251→258ですので
258/251=1.02788...≒1.03倍です。
3%の変動ですし誤差の範囲と言える結果です。
kgあたりに対するBq数は変わらずといった感じですね。
やはりローズマリーや松葉は均一性が無かったと言える結果なのかもしれません。
粉砕することで、資料の均一化がされたと考えられること。
また、ハーブ自体かなり混ざっており、粉砕前もかなり均一化されていたのかもしれませんし、
チェルノブイリ原発事故等から30年経過していることも考えて、
汚染も均一化しているのかもしれません。

※2014年10月30日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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2014年11月12日水曜日

ハーブ(ヒースフラワーホール)・ポーランド(2014年)製造者:株式会社カリス成城

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「ハーブ(ヒースフラワーホール)」
産地は、「ポーランド」
製造者及び販売者は、「株式会社カリス成城」

事の発端は、「座間放射能測定室」様の
「ポーランド産ハーブティー 」
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/12089124.html
を拝見した方から測定のご依頼があったことからでした。
市販されているもので普通に購入できるものから高めの数値が出ております。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV及び796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137を検出と判断しました。
天然核種のカリウム40、人工核種のセシウム137の検出です。
見事なセシウム137のピークが確認できております。

商品名:ハーブ(ヒースフラワーホール)
産地:ポーランド
製造者:株式会社カリス成城
製造工場:株式会社カリス成城
販売者:株式会社カリス成城
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:2017年8月31日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:166.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:251±53.3Bq/kg
セシウム134:<1.7Bq/kg(誤検出:4.98±2.70Bq/kg)
カリウム40:152±51.7Bq/kg

※2014年10月29日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月11日火曜日

玄米・新潟県(2013年)

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「新潟県佐渡市」
 製造者及び販売者は、「非公開」

2013年産の玄米となります。
ツイッターで以下のようなツイートがあって気になったとのことです。
https://twitter.com/k2cyan/status/526008421095448578

>検体の玄米は最近大変気に入って食べているものですが、
>ツイッター情報*であらためて心配になり検査を依頼した次第です。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40のみの検出と判断しました。
人工核種については、ピークが見えないため不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「玄米」であると思われます。

以下は、twitterに対する回答です。
************************************************************
基本的にですが、土壌の数値をどのように測定されているのか疑問ではありますが、
もし仮に100Bq/kgの土壌であったとします。
実は宮城県の畑の件で申し訳ないのですが、周りの土壌が1000~2000Bq/kg以上の汚染のところがあるのですが、
畑自体は測定して見ると40Bq/kg程度となったようです。
これは、耕起していることが原因だと。
田んぼについても同じようなことが言えるようで、また水も流れ込んでいますので
経年経過で数値は徐々に下がっていくようです。
ゼオライトを通した水であればその差は顕著なようです。
ですので、まず必要なことは栽培されている田んぼの土壌がいくらなのか。
これが分かれば「有機栽培」での玄米には大体3%程度ほどの移行となるようです。
実際そのような結果となりました。→島根県の有機栽培された玄米より

様々な化学肥料を使用されているのであれば、
例えばカリウム施肥をされていればその移行係数はもっと下がるようです。

また中には田んぼに流れ込む水が汚染されていれば、その入り口のお米の汚染は酷くなるとの話もあります。
今現在、原発事故から3年が過ぎ4年目に入っております。
日本の土壌は粘土質な所が多く、特に川の底の泥は粘土質のようなものが多いと伺います。
1年目では川の水にも若干混じったかもしれませんが、現在では川の底の泥にほとんどが吸着され
川の水に混じることはほぼないと推測されます。
従いまして新潟県佐渡市であれば日本海側ですし、原発事故の影響もほとんど受けていないと考えられることから
今回のツイッターのようなことは起こりえないと推測されます。
************************************************************
所感:ツイートするのは勝手ですが、嘘情報をばら撒くのは辞めて欲しいですね。

商品名:玄米
産地:新潟県佐渡市
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2013年
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:947.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:58.9±15.8Bq/kg

※2014年10月29日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2014年11月10日月曜日

関西(西日本)測定所ネットワークの第8回会合(詳細内容)

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集 会 名:関西(西日本)の測定所ネットワークの第8回会合
開催日時:2014年11月9日(日)14:00~
場  所:京都・市民放射能測定所

参加者一覧(敬称略)
・京都・市民放射能測定所
・阪神・市民放射能測定所
・奈良・市民放射能測定所
・高槻・市民放射能測定所
・さかな二匹の測定所
・南福崎土地株式会社放射能測定室
・おのみち -測定依頼所-

(欠席)
・なばり放射線測定所しるみる
・せとうちラボ

○あいさつ
1.京都・市民放射能測定所
代表奥森さんは別件で欠席
事務局長の佐藤さんが進行
各自・自己紹介
早見さん
福島さん
原発賠償 京都訴訟
福島県で水揚げされた鮭の話→取り寄せ時
鮭はだんだん南下していく
ゲルマでも出ないものと考えていた
福一由来かどうかは不明
11月16日(日)に講演会
甲状腺がんの話
イベントの話

○各測定所からの報告
・おのみち -測定依頼所-
いちじくジュース
鮭の話
加水実験の話
他にもいろいろとあるけど割愛した

・高槻・市民放射能測定所
数値を上げることで他所でも測ってもらえればと
ジャンパーの話(福島で新聞配達を2年ぐらいされていたとか)
金鳥の蚊取り線香の話
群馬のキャベツ
CsIなので
20時間をBGと炭酸カリウムをBGにした場合と研究したりしている
Zipで東京のメンバー、タオルを外に1か月干していたらセシウム検出された
測定結果一覧の詳細を
グリーンコープの大分県の椎茸の話
乾燥シイタケ→水戻し→乾燥→測定したら数値が減る話
ゲルマでのクロスチェックも今後は行っていく

・阪神市民放射能測定所
さんまの話(三重県とか)
天然核種による誤検出の話→包丁を入れるから?静電気では?
昨年10月頃からの東日本産の検出されたものの一覧
こういうのが出たよという話があれば、ちょっとやってみようかという雰囲気もある
出ない茨城県産のレンコン→白い綺麗なレンコンは出なかった
キュウリやナスは出ないなぁと
データアップの話

・さかな二匹の測定所
浜松ホトニクス製γ線検出器使用によるグラフ
JR沿線の空間線量(福島市→東京→名古屋→姫路:電車内)
自宅における空間線量の時間変動(2日間分)
自宅→第二神明道路→加古川BP→姫路BP→国道2号→岡山BP

・奈良市民放射能測定所
HSFの結果
①大渕池付近
②近鉄西大寺駅付近→葉っぱの色の変化が気になる等情報有り)
③生駒市・山麓公園
④二条通り(市役所前)
⑤興福寺・猿沢池(奈良公園)
⑥春日神社参道
⑦東大寺前
⑧扇町公園・天満駅周辺・天神橋筋商店街
アスファルトから出ているケースもある
大理石や花崗岩のケースも
A2-B-Cの上映の話・11月1日(土)終わった後トーク
トークの時、いろんな意見も出た
感想の紹介
肝心の測定は、あまり依頼もなく自主測定が多い
イベントを通じて新たな会員を開拓したい

・南福崎土地株式会社放射能測定室
クロスチェックの話
茨城県産・栗による
信州放射能ラボとのゲルマ同士のチェック
テクノAPのカリウム40のkeVのエネルギー校正をきちんと行った
尿として出てくるカリウム量は、カリウムチャンネルという機能で出ていく量が概ね決まっている

・京都市民放射能測定所
いわき市のジャンパー。2012年の春以降に京都へこられた際に来ていたジャンパー
ゲルマで測定プロジェクト→北海道産の鮭
北海道の南端付近で採れて相馬の漁港で水揚げ
有機いちじくジュースの件
三条御前測定依頼所の件
みんなのデータサイト検定合格(AT1320A)
綾部で持ち込み無料測定会の話11月23日~24日の連休
写真展とかお話会とか催しをいろいろと企画している
綾部を選定した理由

○関西ネットワークとして、ゲルマで測るプロジェクト
12月14日(日)か23日(祝)10時から16時
関西ネットワークとしてのゲルマ測定(高槻・市民放射能測定所)海産物メイン→戻りガツオを検討

次回
2015年1月12日(月・祝)14:00~
高槻・市民放射能測定所
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2014年11月7日金曜日

加水測定(水遮蔽の影響を測って知る)

0 件のコメント:
水遮蔽という言葉がありますが、水自体が放射線の遮蔽体として使われていることが知られております。
(原子力発電所の中でも「中性子」を遮蔽する目的でも使用されていますね。)

ではその水自体が、測定を行う際、どの程度「セシウム137」、「セシウム134」、「カリウム40」を遮蔽するのか。
本日は
「通常通り測定」→「その後加水して測定」
という測定をを2検体行った結果とその推察です。
お付き合いいただければ幸いです。


■加水実験その1

「玄米(千葉県)再測定」
測定時間:43200秒
重量:1004.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.16±0.513Bq/kg
セシウム134:0.437±0.374Bq/kg
カリウム40:54.9±14.8Bq/kg


「玄米・加水(千葉県)」
測定時間:43200秒
重量:1392.7g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:0.856±0.372Bq/kg
セシウム134:<0.2Bq/kg
カリウム40:34.0±9.51Bq/kg





解析精度:2σ
セシウム137:0.856±0.305Bq/kg
セシウム134:0.221±0.180Bq/kg
カリウム40:34.0±8.61Bq/kg

玄米に加水した検体となるのですが、終了後に遮蔽体から出す時、
やはり水を吸って膨張して容器がパンパンに膨れており遮蔽体の蓋が壊れる可能性がありました。
再測定は不能です。
加水した水の量は388.6gです。
加水しなかった場合のgに直した場合の測定結果は

解析精度:3σ
セシウム137:1.19±0.516Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:47.2±13.2Bq/kg

解析精度:2σ
セシウム137:1.19±0.423Bq/kg
セシウム134:0.306±0.250Bq/kg
カリウム40:47.2±11.9Bq/kg

[セシウム137の値を用いて考察します。]
→玄米(1004.1g)
セシウム137:1.16±0.513Bq/kg

→加水玄米(1392.7g)
セシウム137:0.856±0.372Bq/kg

まず単純計算で
0.856/1.16=0.7379310...≒0.74

26%程検出した値が少なくなっております。
加水した量は388.6gです。
全体に占めるgでみますと
388.6/1392.7=0.279026...≒0.28

28%程が増えた水分となります。

※加水前と加水後のg数をみてみますと
1004.1/1392.7=0.720973...≒0.72
同様に28%が増えた量となります。

体積は変わらず、全体に占める重量の内28%程が増えた水となります。
結果としては、26%程度数値が下がっております。
これは単純に増えた水の量によってBq/kgの再計算をしたところ、
全体の放射線量は2%程度変わったかどうかという結果です。
理論値より2%程度数値が大きくなっておりますので水により遮蔽されたとは言えませんが、
誤差の範囲と推測されて終わってしまう形ではあります。

何度も測定してみて2%程度でも必ず値が小さくなるのであれば、
水遮蔽があると言える結果になるかなと思います。
今回は水遮蔽は全くと言っていいほど無く、逆に理論値より増えたという結果です。
現段階では、2%上下する値は誤差と言うほかはないと考えられます。

なお、参考までに加水して測定した結果を、加水しなかった場合の重量に修正した結果も添付してます。
(分かりにくくてすみません)

加水して1392.7gで測定した結果を1004.1gに修正した結果
セシウム137:1.19±0.516Bq/kg

加水前の結果は
セシウム137:1.16±0.513Bq/kg
ですので、
1.19/1.16=1.02586...≒1.03
約3%数値が上がったという結果ですね。

■加水実験その2

「米ぬか・炒(千葉県)」
測定時間:43200秒
重量:306.2g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:8.64±2.84Bq/kg
セシウム134:2.61±1.65Bq/kg
カリウム40:816±181Bq/kg


「米ぬか・炒・加水(千葉県)」
測定時間:43200秒
重量:737.8g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:3.61±1.18Bq/kg
セシウム134:1.13±0.692Bq/kg
カリウム40:327±72.8Bq/kg



[セシウム137の値を用いて考察します。]
→米ぬか・炒(306.2g)
セシウム137:8.64±2.84Bq/kg

→米ぬか・炒・加水(737.8g)
セシウム137:3.61±1.18Bq/kg

まず単純計算で
3.61/8.64=0.417824...≒0.42

58%程検出した値が少なくなっております。

加水した量は431.6gです。
全体に占めるgでみますと
431.6/737.8=0.58498...≒0.58

58%程が増えた水分となります。

※加水前と加水後のg数をみてみますと
306.2/737.8=0.415017...≒0.42
同様に58%が増えた量となります。

体積は変わらず、全体に占める重量の内58%程が増えた水となります。
結果としては、58%程度数値が下がっております。
これは単純に増えた水の量によってBq/kgの再計算をしたところ、
全体の放射線量はほぼ変わらなかったという結果です。
ほぼ理論値どおりの値となっており水により遮蔽されたとは言えないと判断できます。

参考までに加水して測定した結果を、加水しなかった場合の重量に修正した結果も添付しております。
(分かりにくいですがすみません)

加水して737.8gで測定した結果を306.2gに修正した結果
セシウム137:8.70±2.85Bq/kg
セシウム134:2.72±1.67Bq/kg
カリウム40:787±175Bq/kg


加水前の結果は
セシウム137:8.64±2.84Bq/kg
ですので、
8.70/8.64=1.0069444...≒1.01
約1%数値が上がったという結果となっております。
誤差の範囲であると判断できます。

(結論)

1.「セシウム137」・「セシウム134」・「カリウム40」の測定には水遮蔽の影響はほとんど無いものと推測される。
2.影響が有るのは「Bq/kg」に換算する際に水分の重量が影響してくること。
3.ただし、「空容器」と「水を充填した容器」とで比較した場合、スペクトルは明らかに小さくなることから水遮蔽の影響はある。
4.上記1~3により水を充填した容器で取得したBGで測定した場合、「セシウム137」、「セシウム134」、「カリウム40」が存在する場合、本来の値より高い値でBq/kgが算出される可能性が高い。

(補足)
実際に食べる量を計算して、摂取する総Bq数を把握する事が大事。
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2014年11月6日木曜日

玄米(炒)・千葉県(2014年)

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本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米(炒)」
産地は、「千葉県香取市」
製造者及び販売者は、「非公開」

昨日公開しました2014年の新米と同じ産地、同じ生産者の別の玄米を炒ったものとなります。
千葉県香取市で、耕さない農法でお米を作られている農家の方の玄米です。
以前公開しましたのが2013年産の玄米となります。
通常の栽培方法と違い特定の環境での栽培となっておりますので、一つの一例として頂きたく思い、生産者・販売者は非公開としました。

2013年産の玄米の結果(炒った玄米)
「玄米・千葉県(2013年) 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2013.html

「玄米・千葉県(2014年)」(玄米そのもの)
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/11/2014_5.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:△

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:△
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」(疑い)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keVにピークは確認できるのですが、796keVのピークは微妙で難しいです。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に検出と判断しましたが、セシウム134は疑いとしております。
天然核種のカリウム40、人工核種のセシウム134及びセシウム137の検出ですが、セシウム134は疑いです。
結果から判断しますと、炒った玄米では、セシウム134のピークの確認が難しいです。
これは、玄米を炒ったとき、全体の容量が増えてしまい、結果として玄米のまま充填するよりも容器内のセシウム総量が減っているためではないかと推測したりしますが、
実際のところ、どのような状況で測定するのが一番良いのか。
水分含有量を下げて減容化することにより、容器内に充填した時の総セシウム量を増やせば増やすほどより正確な測定が可能とはなりますが、水分を飛ばして体積が増えてしまうケースの場合、実際は逆になる可能性もあります。
(軽くなって体積が増える場合)
実はこの、炒った玄米を粉砕して元の玄米に換算した時、先日と玄米と同じだけの体積を充填して測定した結果もありますが、理論通りにはいきませんでした。

商品名:玄米(炒)
産地:千葉県香取市
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2014年10月
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:819.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.31±0.602Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:57.4±16.1Bq/kg

*********************************
ご参考
2014年7月3日測定の同玄米(炒)
重量:769.9g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.37±0.517Bq/kg
セシウム134:0.670±0.389Bq/kg
カリウム40:67.3±16.8Bq/kg
*********************************

※2014年10月23日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月5日水曜日

玄米・千葉県(2014年)

0 件のコメント:
本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「千葉県香取市」
 製造者及び販売者は、「非公開」

2014年の新米となります。
千葉県香取市で、耕さない農法でお米を作られている農家の方で、以前公開しましたのが2013年産の玄米となります。
通常の栽培方法と違い特定の環境での栽培となっておりますので、一つの一例として頂きたく思い、生産者・販売者は非公開としました。
なお、前回の玄米は炒った状態での測定でした。今回は玄米のままですので、単純に比較はできませんがご参考までに。
2014年産の同玄米を炒った結果は明日にでも公開したいと思います。

2013年産の玄米の結果
「玄米・千葉県(2013年) 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/08/2013.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:○

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:△
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できます。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に検出と判断しました。

商品名:玄米
産地:千葉県香取市
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2014年10月
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1004.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.16±0.513Bq/kg
セシウム134:0.437±0.374Bq/kg
カリウム40:54.9±14.8Bq/kg

*********************************
ご参考
2014年7月3日測定の同玄米(炒)
重量:769.9g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.37±0.517Bq/kg
セシウム134:0.670±0.389Bq/kg
カリウム40:67.3±16.8Bq/kg
*********************************

※2014年10月22日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2014年11月4日火曜日

醤油(紫蜂)・茨城県(2014年)柴沼醤油醸造株式会社

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「醤油(紫蜂)」
産地は、「茨城県」
生産者及び販売者は、「柴沼醤油醸造株式会社」

茨城県に工場のある会社で作られている醤油とのことです。
気になっているので測定して欲しいとのことからのご依頼でした。
なお、以前にもありましたように放射能測定に関する測定結果です。
「醤油」自体がどうなのか、その辺りについては各々の判断になりますのでご了承くださいませ。

「柴沼醤油醸造株式会社」

「商品のページ」
http://www.shibanuma.com/sihou.html

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40のみの検出と判断しました。
人工核種については、ピークが見えないため不検出と判断しました。

放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して使うことのできる「醤油」であると思われます。
なお、過去の検出例から、原料原産地の確認等もできれば、さらに安心を付加できるのではと思われます。

商品名:醤油(紫蜂)
産地:茨城県
製造者:柴沼醤油醸造株式会社
製造工場:柴沼醤油醸造株式会社
販売者:柴沼醤油醸造株式会社
生産年月:2014年
入手年月:2014年10月
賞味期限:2015年7月2日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1190.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.2Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:103±24.4Bq/kg

※2014年10月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

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