2015年9月11日金曜日

玄米・和歌山県(2014年)NPO法人にこにこのうえん

ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「和歌山県和歌山市」
製造者及び販売者は、「NPO法人にこにこのうえん」

和歌山県和歌山市で主に自然栽培でお米や野菜を作っておられ、
NPO法人としても地域に根差した活動をされているとのこと。

「NPO法人にこにこのうえん」
http://nikonikonouen.com/

「ショッピングのページ」
http://shop.wakayamaken.jp/nikofarm/
※ショッピングページの一部抜粋
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和歌山市の にこにこのうえんでは、
食べた人が 元気に 健康に 笑顔になる野菜やお米、果物を作りたい!!
という思いで日々農作業に取り組んでいます。
無農薬栽培 自然栽培  
有機質肥料や堆肥を利用しますが、無農薬での栽培ですので、多用は禁物です。
土壌の力(肥料の消化能力)以上の量の肥料を入れると、病虫害の原因となります。
出来るだけ少ない施肥量での栽培、時には無肥料で、あるいは堆肥のみで栽培する事もあります。
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(測定風景)


(測定結果)
 (判定方法:スペクトルからのピーク)

セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137、セシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「玄米(和歌山県)」であると思われます。

食品名:玄米
産地:和歌山県和歌山市
製造者:NPO法人にこにこのうえん
製造工場:NPO法人にこにこのうえん
販売者:NPO法人にこにこのうえん
生産年月:2014年
入手年月:2015年7月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:896.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度:99.7%)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:65.2±17.1Bq/kg

※2015年7月24日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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