2013年3月25日月曜日

堆肥(肥料等)・土壌の測定を開始しました。

「堆肥(肥料等)」と「土壌」の測定を開始しました。
なお、「堆肥(肥料等)」と「土壌」については、返却します。
それに伴い、利用料金の改定を行い、利用方法等及び依頼&放射線に関するQ&Aを更新しました。
他に追加で変更した箇所は次の通りです。
○郵送による受付を開始しました。
○容器に詰めるのは、当依頼所が行うこととなりました。 

とりあえず、試験運用を終わり本格的に受付を行っていこうと思います。

サイトアドレス
http://onomichi-labo.zapto.org/

受付時間

毎日11:00~20:00(不定休)です。
ご依頼をされる前には、電話連絡をお願いします。
郵送による受付も行っていますので、その際も電話連絡をお願いします。
電話番号は、090-1336-4757です。担当は信恵(のぶえ)です。

利用料金

「食品」「堆肥(肥料等)」は、1つ毎に「1,000円+α(お気持ち)円」です。
「土壌」は、1つ毎に「1,200円+α(お気持ち)円」です。
「同時に多数」又は「定期的」に測定依頼される場合はご相談ください。

利用方法

1.必要な食品・堆肥(肥料等)の量は、1,000ml以上です。
  土壌の場合は、500ml以上です。少量の場合はご相談ください。
2.測定依頼品は、小さく切る等して測定依頼所までご持参ください。郵送も可能です。
3.測定時間は、12時間(43,200秒)を基本に測定します。
4.検出下限値は、セシウム134及びCs137共に1.0Bq/Kg程度ずつですが、量・解析精度により異なります。
5.測定結果が出るまで、日数を要することがあります。ご了承ください。
6.測定結果は、本依頼所でお渡し、郵送又はメールによる送付となります。
7.より良い測定が出来るよう、測定結果は「全国市民測定所ネットワーク」でのデータベース構築に
  利用させていただきます。通称は「みんなのデータサイト」です。
8.堆肥(肥料等)及び土壌については、当依頼所にて引き渡し又は着払い等で返却させていただきます。
  なお、食品の返却を希望される場合は、ご相談ください。

食品の持ち込み方

冷凍食品は、そのままでは容器に詰め込めず、測定もできないため常温に戻してからご持参ください。
フードプロフェッサー等で小さくされるか、出来るだけ小さく(1cm角)切ってご持参ください。
もともと、細かいものはそのままで大丈夫です。(お米や粉物等)
容器へは当方でお詰めいたします。

堆肥(肥料等)の持ち込み方

購入された袋のままご持参ください。(1,000mlは必要です。)
又は、1,000ml以上の量を袋に詰めてご持参ください。

土壌の持ち込み方

1.測定したい土地について、5地点採取する場所を決めてください。
2.各地点の深さ5cm程度を、100mlづつ同じビニール袋に採取してください。
3.採取し終えた後、500ml程度になった土壌をよくビニール袋の中で混ぜ合わせてください。
4.そのまま当依頼所までご持参ください。

申込書の記入方法

・申込者氏名(フリガナ)
・日中連絡可能な電話番号
・結果を受け取りたいメールアドレス
・郵送を希望される場合は、依頼所にある封筒に直接住所等を記入してください。
・食品名・検体名
・産地(市町村名まで)
・購入先
・生産者・販売者
・ロットナンバー・製造所固有記号
・賞味・消費期限
・製造年月日
・お預かりする重量(g)・容量(ml)
・利用料
・備考

上記を記入していただきます。
申込書についてはこちらになります。

測定結果の公表について

・公表を希望しない場合は、ご相談ください。
「自己責任」のもとに情報発信されることについては、かまいません。

もしも、放射性セシウムが検出された場合

・国の基準値を超えるセシウムが検出された場合、関係市町・県行政に当依頼所より連絡致します。
・検出された食品は、「みんなのデータサイト(通称)」に公表するかどうかは未定です。
生産者・販売者の方も守っていく方針であるため、情報発信についてはお断りする場合があります。

2 件のコメント:

  1. いつもありがとうございます。
    いよいよ測定所として本格稼働開始ですね。
    私も帰省しましたら、自家栽培の柑橘類や土壌など
    お願いできればと思っています。

    土壌については、先日のレポートを拝見してひとまず
    安心できましたが、
    柑橘は汚染されやすい作物の一つとして、東日本ではいまだに静岡まで検出があるようです。

    私は事故直後も変わらず、実家から送られてくるものをパクパク食べていましたが、実際だいじょうぶなんだろうか、西日本では柑橘の汚染はどうなんだろう、とずっと気になっていました。
    (当時、確か熊本のみかんから数値が出たという情報
    をチラっと見たような気が…。肥料か土壌の問題だろ
    うと、あえて気にしないようにしていましたが。)

    こうした西日本での測定は、民間では希少なだけに
    とても価値ある社会活動として、期待もひとしおです。よろしくお願いいたします。

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    1. 関東在住さま


      ありがとうございます。
      そうですね、今までは食品だけでしたが、やはり土壌や堆肥の測定の重要さを再認識しました。
      そのため、土壌なども測定できるよう環境を整えてきました。
      なのでぜひ、柑橘類や土壌といった気になる食品等、依頼をお待ちしています。


      昨年になりますが、当方で広島県福山市の自家栽培のみかんを測定しました。
      http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5.html

      その際、綺麗なスペクトルで、検出なしとなりましたが、
      ずっと同じ状況ではないですし、いろいろと気にはなりますよね。
      熊本のみかんの件、詳しくは知らないのですが、みかんからセシウムといった話はよく聞きますね。


      データを集めていくことが大事だと思っておりますし、これからも頑張っていきますので、
      ぜひ当依頼所を使って測定していただけたらと思います。
      よろしくお願いいたします。

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