2018年6月10日日曜日

ヒマラヤピンクロックソルト・パキスタン(2017年+2018年)SCC Marketing (M) Sdn Bhd

本日は、ご依頼のありました食品についての測定結果です。
食品名は、「ヒマラヤピンクロックソルト」
産地は、「パキスタン」
製造者及び販売者は、「SCC Marketing (M) Sdn Bhd」

ヒマラヤで採取された「ピンクロックソルト」について
現状を知っておきたいとの事からご依頼を受けました。

(測定風景)







(測定品詳細)
食品名:ヒマラヤピンクロックソルト
産地:パキスタン
製造者:SCC Marketing (M) Sdn Bhd
製造工場:SCC Marketing (M) Sdn Bhd
販売者:SCC Marketing (M) Sdn Bhd
生産年月:2017年4月4日+2018年2月15日
入手年月:2018年4月
賞味期限:2019年4月3日+2020年2月14日
ロットナンバー:NO DATA

(測定結果)
測定年月日:2018年4月5日
測定時間:43200秒
重量:1273.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.2Bq/kg)
カリウム40:68.4±17.0(測定下限値2.6Bq/kg)

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:〇
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:〇

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:〇
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「カリウム40」

の検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「ヒマラヤピンクロックソルト(パキスタン)」であると思われます。

※2018年4月5日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
========================================================== 

0 件のコメント:

コメントを投稿