おのみち -測定依頼所- の測定員のブログ: 西日本測定所ネットワーク第15回会合（詳細内容）2016年6月18日（京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ）

2016年6月19日日曜日

西日本測定所ネットワーク第15回会合（詳細内容）2016年6月18日（京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ）

本日は、2016年6月18日（土）に行われました「西日本測定所ネットワーク第15回会合」についての詳細内容です。
箇条書きとなりますが、ご了承ください。

集会名：西日本測定所ネットワーク第15回会合
開催日時：2016年6月18日（土）15：30～
場　　所：京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ
参加者一覧（敬称略）
・京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ
・京都・市民放射能測定所
・阪神・市民放射能測定所
・奈良・市民放射能測定所
・高槻・市民放射能測定所
・おのみち－測定依頼所－
・木村先生（ハワイ大学）

（欠席）
・おうみ市民放射能測定所
・なばり放射線測定所しるみる
・せとうちラボ
・みんなの測定所・ふじみーる
・南福崎土地株式会社放射能測定室
・さかな二匹の測定所

※「京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ」の測定機です。

○あいさつ
京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ
代表　中島さん

○各測定所自己紹介も兼ねて報告
・おのみち -測定依頼所-
高濃度の土壌測定における長時間測定による現象

・京都・市民放射能測定所
無料測定会の報告
高浜原発監視プロジェクトは準備中
ホットスポットファインダー購入計画
定点観測のような感じで
丹波橋測定室について今後の運営について
畑地用の木くず

・阪神・市民放射能測定所
業務スーパー系で購入した茶葉の測定結果3件
静岡茶、国産2件

・奈良・市民放射能測定所
１年目：６００件、２年目：４００件、３年目：２００件
6月19日に無料測定まつり
測定を継続するということが大事なことと考えている
大阪産業大学との連携でβ線測定のこと
二本松市の井戸水3検体のトリチウムのβ線結果
BGとして使っているのは岐阜県の数万年前の地下水
海水であれば一度蒸留するという作業が必要なので、蒸留は東京工業大学と連携
公園120Bq/kgの土壌→水と混ぜて上澄みを持ってきた→不検出
たらちねさんの話

・高槻・市民放射能測定所
6月5日の開設3周年の集い
100人程度の来所者
医療問題研究会の報告
放射線の可視化
昨年9月に下部の遮蔽を強化
測定下限値0.9→0.6Bq/kg程度まで下げることができるようになった
塩蔵わかめの件
ゲルマで測定プロジェクトの件は近日中に

・京都北部・市民放射能測定所たんぽぽ
本日、無料測定も行っていたがなかなか利用まで行かない現実もある
猫のトイレ用ウッドチップからの検出

・木村先生（ハワイ大学）
日本の震災後について
英語で書籍を発行している
https://www.dukeupress.edu/radiation-brain-moms-and-citizen-scientists/?viewby=title

購入先：Amazon
https://www.amazon.co.jp/Radiation-Brain-Moms-Citizen-Scientists/dp/082236199X/ref=sr_1_3?s=english-books&ie=UTF8&qid=1466339430&sr=1-3

以下は、Amazonに掲載されている内容紹介の文書（抜粋）です。
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Following the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant disaster in 2011 many concerned citizens particularly mothers were unconvinced by the Japanese government s assurances that the country s food supply was safe.
They took matters into their own hands, collecting their own scientific data that revealed radiation-contaminated food.
In "Radiation Brain Moms and Citizen Scientists" Aya Hirata Kimura shows how, instead of being praised for their concern about their communities health and safety, they faced stiff social sanctions, which dismissed their results by attributing them to the work of irrational and rumor-spreading women who lacked scientific knowledge.
These citizen scientists were unsuccessful at gaining political traction, as they were constrained by neoliberal and traditional gender ideologies that dictated how private citizens especially women should act.
By highlighting the challenges these citizen scientists faced, Kimura provides insights into the complicated relationship between science, foodways, gender, and politics in post-Fukushima Japan and beyond.
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○その他
たんぽぽ→8月27日に一周年
京都→8月7日（日）に測定所まつり、避難者相談、京都市が原子力災害の手引きを出している
奈良→無料測定会の開催頻度は２～３か月に1回・次回は6月19日（日）。6月25日（土）はトリチウムの勉強会
高槻→6月26日（日）に測定会

○西日本測定所ネットワーク「ゲルマで測るプロジェクト」
2016年8月某日
担当：「高槻・市民放射能測定所」又は「おのみち –測定依頼所-」
検体予定：「鳴門　塩蔵わかめ」

次回
2016年9月24日（土）14:00～
奈良・市民放射能測定所