2015年5月27日水曜日

乾燥しいたけ(水戻し)・岡山県(2015年)

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「[東日本土壌ベクレル測定プロジェクトのクラウドファンディングへのご協力について] 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
https://moon-shot.org/projects/68
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「乾燥しいたけ(水戻し)」
産地は、「岡山県真庭市」
製造者及び販売者は、「自家産」

自家産の椎茸です。
乾燥しいたけとして販売されているそうです。
水戻しされた状態でのご依頼でした。

(測定風景)



それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
したがってセシウム137を検出、セシウム134を不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、人工核種の「セシウム137」を検出と判断しました。

今回のしいたけは、
→乾燥しいたけを水戻しされた状態になっている
→水戻しの際使用した水の量は不明ですが、水は捨てていない
上記2点から乾燥状態の椎茸の測定結果を推測することは可能です。、

推測の結果ですが、
横浜市民測定所の水戻しの例では3倍に
厚労省の水戻しの例では6倍になるようです。

それぞれ算出してみますと、
今回の測定値
セシウム137:0.481±0.373Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:76.3±19.3Bq/kg

「横浜市民測定所の数値で換算」(乾燥状態の値)
セシウム137:1.443±1.119Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.9Bq/kg)
カリウム40:228.9±57.9Bq/kg

「厚労省の数値で換算」(乾燥状態の値)
セシウム137:2.886±2.238Bq/kg
セシウム134:不検出(<1.8Bq/kg)
カリウム40:457.8±115.8Bq/kg

となります。
どちらが乾燥状態での測定結果に近いのか、申し訳ありませんがハッキリとはお答えできません。
参考程度で考えて頂ければと思います。

以前ですが、岡山県高梁市の原木生しいたけの測定結果があります。
「生しいたけ(原木)(岡山県・1)(2014年) 「みんなのデータサイト広範囲単品測定プロジェクト」 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/05/12014_27.html

上記の結果と比べた際、水戻しした状態でカリウム40の値がほぼ一緒ですので、
お預かりしました水戻しした乾燥しいたけは、限りなく元の生しいたけと同じような状態であると推測されますので、
「乾燥しいたけ」そのままを再測定する必要性は無いかなと思われます。

蛇足になりますが、
今回のセシウム137の測定結果から、**様の栽培されているしいたけは「原木しいたけ」なのではと推測します。(間違っていたらすみません)
参考までに、
原木しいたけでは、原木に存在するセシウム137の値の2.0倍の濃度
菌床しいたけでは、菌床に存在するセシウム137の値の0.5倍の濃度
の椎茸が採れるようです。

今回の測定結果では、人工核種はセシウム137のみの検出でした。
原木しいたけでも、セシウム137が検出されないケースもありますので、
今後は原木を別の産地に変えてみられる等も検討してみてはどうかなと提案します。
ですが、セシウム134のピークが見えず存在が確認できませんので、
福島第一原子力発電所の事故以前の大気圏内核実験等による汚染とも考えられますので、
今回程度の検出は仕方のないものであると割り切ることも一つの選択であると思われます。

食品名:乾燥しいたけ(水戻し)
産地:岡山県真庭市
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2015年
入手年月:2015年4月
賞味期限:2015年10月3日
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1003.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:0.481±0.373Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:76.3±19.3Bq/kg

※2015年4月12日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年5月26日火曜日

白米・福島県会津若松市喜多方(2014年)

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「白米」
産地は、「福島県会津若松市喜多方」
製造者及び販売者は、「自家産」

自家産の白米となります。
福島県会津若松市喜多方で農業をされており、一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

(測定風景)




それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
したがってセシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみを検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「白米(福島県)」であると思われます。

なお、福島県会津若松市喜多方が産地とのこと。
地図上で調べましたら新潟県と山形県の県境に近い場所ですね。
また、山に囲まれた地域でもあるようです。
現在の農地の土壌の汚染がどの程度なのか分かりませんが、
白米からは検出されるほどのものではありませんでした。
とても良いお米であると推測されます。

食品名:白米
産地:福島県会津若松市喜多方
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年
入手年月:2014年
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:946.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:20.0±7.61Bq/kg

※2015年3月25日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月24日日曜日

鹿肉(天然・野生)高知県香南市(2015年)

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「鹿肉(天然・野生)」
産地は、「高知県香南市(香北町・物部村)」
製造者及び販売者は、「自然」

野生の鹿となります。
以前にも高知県産の野生の鹿肉を測定しましたが、今回は地域が違います。
今回の地域と同じものから検出されたケースがあるとのことでした。

以前測定した地域の鹿肉

「鹿肉・高知県香美市香北町(2013年8月) 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/12/20138.html

(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)

人工核種
「セシウム137」

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
したがってセシウム137を検出、セシウム134は不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「ビスマス214」(ウラン系)(微量)、
人工核種の「セシウム137」を検出と判断しました。

前回測定させて頂きました「高知県香美市香北町」の鹿肉は不検出との結果でしたが、
今回の鹿肉では、しっかりとピークが確認できております。
参考になりましたら幸いです。

食品名:鹿肉(天然・野生)
産地:高知県香南市(香北町・物部村)
製造者:自然
製造工場:自然
販売者:自然
生産年月:2015年2月10日
入手年月:2015年2月10日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1070.4
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:1.04±0.476Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:65.0±16.7Bq/kg

※2015年3月25日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月23日土曜日

合わせ味噌(無添加)・広島県産(米・大麦)(2015年)株式会社ますやみそ

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「クラウドファンディング」(2015年6月21日まで)
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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「合わせ味噌(無添加)」
産地は、「広島県産(米・大麦)」
製造者及び販売者は、「株式会社ますやみそ」

2013年に測定した結果もあります。
「むぎ味噌無添加・広島県産(大豆・大麦)(2013年)株式会社ますやみそ 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/09/2013_27.html

現状を知っておきたいとのことで、また別の方からのご依頼でした。

「株式会社ますやみそ」
http://www.masuyamiso.net/


(測定風景)





それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:△
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:△
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keVにごくわずかピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
したがって共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
を検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「合わせ味噌(広島県)」であると思われます。

食品名:合わせ味噌(無添加)
産地:広島県産(米・大麦)
製造者:株式会社ますやみそ
製造工場:株式会社ますやみそ
販売者:株式会社ますやみそ
生産年月:2015年
入手年月:2015年3月
賞味期限:2015年6月16日
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1242.8
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.2Bq/kg)
カリウム40:69.0±17.2Bq/kg

※2015年3月22日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月22日金曜日

薄力小麦粉(菊)・国内産(九州産)(2015年)日本製粉株式会社

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「薄力小麦粉(菊)」
産地は、「国内産(九州産)」
製造者及び販売者は、「日本製粉株式会社」

2013年に測定した結果もあります。
「ニップン国内薄力小麦粉・菊・九州産(2013年)日本製粉株式会社 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/09/2013_28.html

現状を知っておきたいとのことで、また別の方からのご依頼でした。

「日本製粉株式会社」
http://www.nippn.co.jp/

(測定風景)




それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
したがって共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」のみを検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して飲むことのできる「薄力小麦粉(国内産:九州産)」であると思われます。
※九州産100%とのことです。

食品名:薄力小麦粉(菊)
産地:国内産(九州産)
製造者:日本製粉株式会社
製造工場:日本製粉株式会社
販売者:日本製粉株式会社
生産年月:2015年
入手年月:2015年3月
賞味期限:2016年2月4日
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:913.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:23.1±8.44Bq/kg

※2015年3月18日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月21日木曜日

玄米・広島県山県郡北広島町(2014年)

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「玄米」
産地は、「広島県山県郡北広島町」
製造者及び販売者は、「自家産」

ご家族で無農薬で栽培している、自家産のお米とのこと。
一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

(測定風景)



それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(ウラン系)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
したがって共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「ビスマス214」(ウラン系)を検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して飲むことのできる「玄米(広島県)」であると思われます。

食品名:玄米
産地:広島県山県郡北広島町
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年
入手年月:2015年3月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:942.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:61.7±16.5Bq/kg

※2015年3月17日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年5月19日火曜日

有機石灰・岡山県(2015年)購入先:株式会社ユーホー東広島店

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本日は、ご依頼のありました堆肥類の測定結果についてです。
商品名は、「有機石灰」
産地は、「岡山県津山市」
製造者は、「有限会社アズミック初岡」
販売者は、「株式会社ユーホー東広島店」

岡山県津山市が産地となる有機石灰です。実際に使用する有機石灰とのことで
しっかりと見てから使いたいとのことからのご依頼でした。

「株式会社ユーホー」
http://www.hc-ufo.co.jp/

(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)
「ビスマス214」(ウラン系)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム208」(トリウム系)
「タリウム228」(トリウム系)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピーク確認できません。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
結果として、セシウム137、セシウム134共に誤検出であり不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「鉛214」(ウラン系)、「ビスマス214」(ウラン系)、
「鉛212」(トリウム系)、「アクチニウム208」(トリウム系)、「タリウム228」(トリウム系)

の検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して使用することのできる「有機石灰(岡山県)」であると思われます。

食品名:有機石灰
産地:岡山県津山市
製造者:有限会社アズミック初岡
製造工場:有限会社アズミック初岡
販売者:株式会社ユーホー 東広島店
生産年月:2015年
入手年月:2015年3月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1219.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:誤検出であり不検出(<0.2Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(<0.2Bq/kg)
カリウム40:16.8±6.26Bq/kg

※2015年3月15日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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2015年5月17日日曜日

いわて純情米(ひとめぼれ)・岩手県(2014年)ライスフレンド株式会社・ゲル マクロスチェック結果有

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本日は、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
商品名は、「いわて純情米(ひとめぼれ)」
産地は、「岩手県」
製造者及び販売者は、「ライスフレンド株式会社」

詳しいことは端折りますね。
なお、ゲルマニウム半導体検出器によるクロスチェックも有ります。

(測定風景)




それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:△

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」(疑い)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにごくわずかですが、ピーク確認できまます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、セシウム137を微量ですが検出疑い、セシウム134は誤検出であり不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、人工核種の「セシウム137」(疑い)

の検出と判断しました。
セシウム137について、662keVにごくわずかながらもピークがあると判断しています。
今回は白米だったため、カリウム40以外の天然核種がほぼ無ありませんでした。
よって662keVの存在の判断がし易く、疑いという判断ですが検出とさせて頂きました。

なお、このまま公表としても良いのですが、
出来るだけ正確な情報を提供したいと考えておりますので、
ゲルマニウム半導体検出器によるクロスチェックも行いましたので、併せてご紹介させていただきます。

食品名:いわて純情米(ひとめぼれ)
産地:岩手県
製造者:ライスフレンド株式会社
製造工場:ライスフレンド株式会社
販売者:ライスフレンド株式会社
生産年月:2014年(精米年月日:2015年2月25日)
入手年月:2015年3月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:952.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:16.1±6.80Bq/kg
※スペクトルデータについて、ご依頼者の方から公表OKと了承を頂いておりますので公表させて頂きます。ありがとうございました。

解析精度:1σ(測定精度68.3%)
セシウム137:0.222±0.137Bq/kg
セシウム134:<0.1Bq/kg
カリウム40:16.1±4.41Bq/kg

続けてクロスチェックの結果です。
クロスチェック先
「南福崎土地株式会社 放射能測定室」様
測定器:テクノエーピーTG150B
測定日:2015年5月12日
測定時間:172800秒(48時間)
重量:903.0g
測定容器:1Lマリネリ容器
解析精度:3σ以上
セシウム137:0.16±0.05Bq/kg
セシウム134:不検出(<0.1Bq/kg)
カリウム40:33.13±1.87Bq/kg




ゲルマニウム半導体検出器による測定においてその結果から、
「Cs-134に関しては存在が有りそうですが、弊社の機械の限界を超えるので定量不可能です。」
とのコメントを頂いております。
また、当方の解析精度3σ(99.7%での精度)及び1σ(68.3%での精度)での測定結果は下記のとおりです。

解析精度3σ(99.7%での精度)
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:16.1±6.80Bq/kg

解析精度1σ(68.3%での精度)
セシウム137:0.222±0.137Bq/kg
セシウム134:<0.1Bq/kg
カリウム40:16.1±4.41Bq/kg

若干当方の測定結果ではセシウム137の値が高く出ておりますが、
ゲルマニウム半導体検出器とのクロスチェックでは±の範囲に収まっております。
ピークが見えておりましたので、有るという判断は間違っていなかったようです。
なお、低い値はいろいろと難しい部分がありますが、ご参考になりましたら幸いです。
カリウム40の値に差がある結果となっておりますが、今後の課題としていきたいと思います。

上記結果から、福島第一原子力発電所の事故の影響によるものかどうかは分かりません。
2015(平成27)年3月現在では、「セシウム137:セシウム134=1:0.289」です。
この比をあてはめますと
セシウム134=0.16×0.289=0.04624Bq/kg
となりますが、
→セシウム134のピークが全くと言っていいほど見えていないこと
→0.1Bq/kgまで測定しているが機器の限界で定量が難しく不検出
上記2点より、過去の大気圏内核実験等の影響の可能性もありますし、
ハッキリと福島第一原子力発電所の事故によるものであると断言することはできません。

(追記)
白米の放射性セシウムは、玄米の2/3程度になるようです。

※2015年3月19日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月16日土曜日

腐葉土・産地不明(2015年)購入先:株式会社ユーホー東広島店

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本日は、ご依頼のありました堆肥類の測定結果についてです。
商品名は、「腐葉土」
産地は、「不明」
製造者は、「株式会社コクドカルチャー」
販売者は、「株式会社ユーホー東広島店」

詳しい情報は不明ですが、実際に使用する腐葉土とのことで
しっかりと見てから使いたいとのことからのご依頼でした。

「株式会社ユーホー」
http://www.hc-ufo.co.jp/

(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム208」(トリウム系)
「タリウム228」(トリウム系)

人工核種
「セシウム137」(微量)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピーク確認できまます。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
結果として、セシウム137を微量の検出、セシウム134は誤検出であり不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「鉛214」(ウラン系)(微量)、「ビスマス214」(ウラン系)(微量)、
「鉛212」(トリウム系)、「アクチニウム208」(トリウム系)、「タリウム228」(トリウム系)
人工核種の「セシウム137」(微量)

の検出と判断しました。
セシウム137について、662keVにごくわずかながらもピークがあると判断しています。
ですが、ビスマス214やタリウム228が存在していると判断されるため、
「ビスマス214及びタリウム228の存在量」とセシウム137の数値としてはじき出された「2.20±0.910Bq/kg」から推測しますと、
-部分を最大まで考えると、
2.20-0.910=1.29Bq/kg程度
とも考えられます。

以上の結果からセシウム137については、そのピークの高さとビスマス214の存在量から、
1.0Bq/kg程度ではなかろうかと推測されます。
ハッキリとした数値を出すにはゲルマニウム半導体検出器での測定が望ましいです。
なお、セシウム134についてはピークが確認できませんので誤検出と判断しております。
もし、存在していたとしますと現在のセシウム137:セシウム134の存在比は、「1:0.289」です。
セシウム137が「2.20Bq/kg」存在していた場合、セシウム134は

2.20×0.289=0.6358Bq/kg

ですが、ピークからはそこまで存在していると確認できません。
もし、セシウム137が「1.29Bq/kg」程度と考えた場合、セシウム134は

1.29×0.289=0.37281Bq/kg

です。ピークからもそこまで存在していると確認できません。
上記推測ではありますが、今回のセシウム137が福島第一原子力発電所の事故由来かどうかまでは分かりません。

食品名:腐葉土
産地:産地不明
製造者:株式会社コクドカルチャー
製造工場:株式会社コクドカルチャー
販売者:株式会社ユーホー 東広島店
生産年月:2015年
入手年月:2015年3月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:671.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:2.20±0.910(<0.5Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(<0.5Bq/kg)
カリウム40:140±34.4Bq/kg

※2015年3月14日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年5月15日金曜日

しいたけ廃菌床(オガクズ)・広島県(2015年)

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本日は、ご依頼のありました堆肥類の測定結果についてです。
堆肥名は、「しいたけ廃菌床(オガクズ)」
産地は、「広島県福山市新市町」
製造者及び販売者は、「広島県福山市内の農家」

菌床しいたけを栽培した後に出てくる廃棄する菌床です。
畑にうっすらと撒いてかき混ぜると良い土壌となるようです。
使用する前に見ておきたいとのことからご依頼でした。

(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:△

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)

人工核種
「セシウム137」(微量)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークがハッキリとは確認できませんが、少しあるようにも見えます。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
結果として、セシウム137を微量の検出、セシウム134を不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「鉛214」(ウラン系)(微量)、「ビスマス214」(ウラン系)(微量)、
人工核種の「セシウム137」(微量)

の検出と判断しました。
セシウム137について、662keVにごくわずかながらもピークがあると判断しています。
ですが、ビスマス214が存在していると判断されるため、
ビスマス214の存在量と数値としてはじき出された「1.07±0.886Bq/kg」から推測しますと、
-部分を最大まで考えると、
1.07-0.886=0.184Bq/kg程度
とも考えられます。

以上の結果からセシウム137については、そのピークの高さとビスマス214の存在量から若干は存在しますが、
0.2~0.3Bq/kg程度ではなかろうかと推測されます。
ハッキリとした数値を出すにはゲルマニウム半導体検出器での測定が望ましいです。

堆肥名:しいたけ廃菌床(オガクズ)
産地:広島県福山市新市町
製造者:広島県福山市内の農家
製造工場:広島県福山市内の農家
販売者:広島県福山市内の農家
生産年月:2015年2月15日
入手年月:2015年2月15日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:406.4
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:1.07±0.886(<0.7Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.7Bq/kg)
カリウム40:54.5±19.5Bq/kg

※2015年3月14日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
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2015年5月14日木曜日

種まき倍土・産地不明(2015年)購入先:株式会社ユーホー東広島店

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本日は、ご依頼のありました堆肥類の測定結果についてです。
商品名は、「種まき倍土」
産地は、「不明」
製造者は、「タキイ種苗株式会社」
販売者は、「株式会社ユーホー東広島店」

詳しい情報は不明ですが、実際に使用する倍土とのことで
しっかりと見てから使いたいとのことからのご依頼でした。

「株式会社ユーホー」
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(測定風景)


それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム208」(トリウム系)
「タリウム228」(トリウム系)

の検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークがハッキリとは確認できませんが、少しあるようにも見えます。
セシウム134については、605keVにピークが確認できますが、796keVにピークが確認できません。
総合的に、セシウム137及びセシウム134共に誤検出であり不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、「鉛214」(ウラン系)(微量)、「ビスマス214」(ウラン系)(微量)、
「鉛212」(トリウム系)、「アクチニウム208」(トリウム系)、「タリウム228」(トリウム系)

の検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して使用することのできる「種まき倍土」であると思われます。
ですが、最初に申し上げました通り、662keVにごくごくわずかながら存在しているようにも見えます。
もし存在していたとしてもセシウム137が1.0Bq/kgも存在していないと判断します。

微量とも言えますので、原発事故以前より存在していたのではと推測します。
総合的に考えますと、安心して使用することの出来る「種まき倍土」であると考えられます。

食品名:種まき倍土
産地:産地不明
製造者:タキイ種苗株式会社
製造工場:タキイ種苗株式会社
販売者:株式会社ユーホー 東広島店
生産年月:2015年
入手年月:2015年3月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
製造所固有記号:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:295.8
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
3σ(測定精度99.7%)
セシウム137:誤検出であり不検出(<1.1Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(<1.1Bq/kg)
カリウム40:625±142Bq/kg

※2015年3月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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