2015年11月26日木曜日

煎茶(特むし茶)・広島県(2015年)小倉園

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本日は、自主測定させて頂きました食品についての測定結果です。
食品名は、「煎茶(特むし茶)」
産地は、「広島県府中市上下町」
製造者及び販売者は、「小倉園」

「ひろしま夢ぷらざ」さんで商品の紹介ページがありましたのでご紹介します。

「ひろしま夢ぷらざ」
http://shop.yumeplaza.com/

「商品のページ」
http://shop.yumeplaza.com/?pid=14926229

「特別栽培農産物 安心!広島ブランド 広島県認証」
のシールもございます。
農薬は栽培期間中は、不使用
化学肥料(窒素成分)は、当地比5割減

とのこと。
福島第一原子力発電所の事故以来、お茶は避けてましたが測定して飲んでみようと思ったのがキッカケです。

(測定風景)






(測定結果)
※自主測定なのでスペクトルデータも含めて全て公開です。

食品名:煎茶(特むし茶)
産地:広島県府中市上下町
製造者:小倉園
製造工場:小倉園
販売者:小倉園
生産年月:2015年
入手年月:2015年10月18日
賞味期限:2016年7月
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:403.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値<0.8Bq/kg)
セシウム134:誤検出であり不検出(測定下限値<0.8Bq/kg)
カリウム40:514±115Bq/kg

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断しました。

放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して飲用することのできる「煎茶(特むし茶)」であると思われます。

※2015年11月21日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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非電化工房製の測定器での長時間測定に不信払拭のため
ゲルマニウム半導体検出器で測定済の
「微量の検出があった検体」
又は
「検出されなかった検体」
を募集します。
当方への数値の通知は不要です。
(公平性の確保のためにも、測定後に、他ゲルマニウム半導体検出器でのクロスチェックも行います。)
ツイキャスで実況しながらの測定となる予定です。
どうぞよろしくお願い致します
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2015年11月24日火曜日

レポート:みんなのデータサイト「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」第 1期(2014年10月~2015年9月)の1年間の活動について報告会

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本日は2015年11月22日(日)開催されました「みんなのデータサイト」に関するレポートとなります。
いつもの通り箇条書きです。
分からない部分やもっと詳しくお知りになりたい部分がありましたら、ご連絡ください。

なお、当日は10時より総会のため、前日泊となりました。

みんなのデータサイト
「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」
第1期(2014年10月~2015年9月)の1年間の活動について報告会
****************************************
日時:2015年11月22日(日) 
午前:10:00~13:00 総会・参加測定室交流会
13:30開場 14:00スタート(17:30まで)
資料代500円(カンパ大歓迎)
会場:南部労政会館(最寄り駅:JR大崎駅)
****************************************














○内容
午前10:00~
総会・測定室交流会 第2回

午後14:00~
■土壌プロジェクト第1期の進捗報告
●測定数(データ入力数)
●各地の測定状況(汚染度合いの見える化データ)について解説
●地域からの報告
■東日本全域を網羅していくための話し合い。
■グッズで応援コーナー(Tシャツ、バッジ、ステッカーなど)

[前半は土壌採取に関する報告]
[後半は情報共有の時間]
土壌採取についての経験
出来るだけ正確な値でベクレル値に
ベラルーシでは国家プロジェクト
しっかりと東日本全域でやることによって
岩手のマップ紹介→約300地点
昨年9月から900か所増え現在では1200か所のデータ
色付けしたマップにすることで目に見えることもある
現在はプロトタイプ
データをどのように読み取っていくか
増えてくるとやりがいも出てきた

[虎の巻の紹介→P16にまとめた]
地図・表
+グラフにて表示できるよう
地図からグラフを出す方法とか
青色が食品のマーク
茶色が土壌のマーク
地図の表示方法
緯度経度の入力ミスもあるが
緯度経度の取得方法
採取方法のハードルを下げる
→空間線量を測ることは必須ではなくなった
緯度経度は、小数点6桁まで書いていただくが、データやマップ上には小数点3桁までの記載
100m四方の詳細図で公開
1Lとは1kgじゃないんですか?という質問があった。
→牛乳パックにぎゅうぎゅう詰めにして頂ければ
少ないと困るが多いと入れる量を減らせばいいだけなので
比較することのできるデータとして5㎝の深さで採取
文部科学省でもベラルーシでも5㎝なので比較可能
公園は許可が必要なことと、事前に除染されていることからオススメではない
除染されていないこと
濃縮されていないこと
が土壌採取のポイントとして重要
ホットスポットとなっている土壌については、土壌ベクレル測定プロジェクトでは避ける
事故後の汚染がそのまま残っている場所
雨が降った時のこと
その場合は少し乾燥させて送っていただければ
研究者レベルの厳密なところまではまではいかない
野帳
伝票は取り違いが起きてしまうのを防止
地点名のこと
公園は公共の場所。公園は自治体が管理しているため、事前に自治体に許可を取って頂かないと自治体から呼び出しとなったケースが2回あった
よく見られている
自宅の土は除染されていないことも多く検体としてはよい

[動画の「採取ビデオ」のお披露目]
軍手をしてビニール手袋をするとよい
(土壌採取動画)↓
http://www.minnanods.net/soil/howto-movie.html

[各地区の皆さんによる採取実施報告]
・山梨県:町田はかるーむ
山の影響、川の影響

・埼玉県:森の測定室
108か所の土壌採取と測定が終わったマップ
滑川地区から始まった
生活クラブの関係もあった
森の測定室の紹介

・神奈川県:神奈川土壌採取プロジェクト
企画力が勝負の地区ではないかと
すこやか広場さんが最初に
そこから繋がり
単なる採取測定会ではなく、なにかちょっと楽しみがあってもいいんじゃないかと
採取測定会をやって美味しいランチを食べよう!
カレーカンパランチを挟んで測定まで見てみよう
クロストークの提案→土壌汚染・測定・避難
各地で声が上がる
小田原でやりたいとか

・岩手県と宮城県等:かねがさき、小さき花
土壌の採取方法→マニュアルを見ていても良くわからない
「じゃ、一緒にサンプリングをしてみよう」というところから始まった
ではやりましょう!石森さん来てくださいとなって
山形も行った。南方面も行った。
数字が出ていくことで難しい問題もある
農家のためにも、知っていくことでどうすればいいか分かるようになるからいいと思っていたが
抗議した。抗議したけど何も戻ってこなかった。
測ると、食えなくなるからやらなくていいよ
ゲルマのこと
岩手のケースに関して紹介

・東葛エリア:山本さん、東林間
たくさんの自治体に事前交渉
千葉県鎌ケ谷市
公園の空間線量を測ってマップにする活動をしていた
松田市民のDELIさんから
ずっと放射能対策として市役所とずっと話をしていた
土壌採取のお願いがあったので
マイクロホットスポットは採らないので
誰か一緒にやってくださいと
役所は前例があるとやりやすいので
2~3回は行くことになると
1度目はこういうことをやらしてくださいと資料
松戸市はダメと言われたが市議のDELIさんからなんでダメなの?と言っていただき採取OKとなった
電話ではダメ
初めに資料を持っていってこういう者ですと。
松戸の方が低かった→公園は除染がかなり進んでいた
DELIさんを通じて活動を通して山本さんと知り合った
Facebookで進捗を良く公開されている

・静岡県:C-ラボ
岩手のことから
岩手らしい丁寧さが功を奏した場面も
静岡県の土壌測定
文科省の空間線量の地図→汚染が見えてこない
静岡大学が空間線量計でくまなく歩いた結果
月間降下物のデータから
基準値を超過した野生きのこについて
どこから手を付けようか
東側から土壌サンプリングしながら
各地で10人ぐらい集まっていただきながら
浜岡原発もある
浜ネットの方たちとも
キーパーソンをどこかで見つけてそこから広がる
静岡県には市民測定室があって
触れてはいけない話題には触れないように
他にキーパーソンは5人ぐらいあてがあるので、今後はその方と連携しながら

[第2期の活動計画の共有]
空いている地域をどのように埋めていくか
青森県・秋田県・山形県
新潟県・福島県・群馬県
栃木県・茨城県・千葉県

数値があまり出ない地域は難しい
測りがいがある?
地域によってどのあたりから
かなりアクティブに
キーパーソンが動いていく、つながっていく
動いてくれそうな団体やキーパーソンを

先立つものとしてどこにお金があるのか?
身を削りながら
資金を集めつつ、一人ひとり知ってもらい
場所を取って頂ければ開催にこぎつけられる
皆さんのお力を借りるしかない状態にもなってきている
空白地帯で活動されている団体を知っているとか書き込んでいただければと
16:15~

【休憩】

16:25~
[高濃度・特異点の採取測定について]
Sさん
マイクロホットスポット→測定しないというわけではなくデータを混ぜられない
測定会社に4~5年いた
除染のガイドラインなど読んでおかしいなと思い、計測したり自治体に申し入れたり
文科省のガイドラインを読んで無理だとか
平面で空間線量を取る
溝とかは無視する
除染の基準とか厳しくさせることもできるかと思う
除染をやってすべてが解決するとは思っていない
環境データベースから事故前と比べたら、低いと言われている場所でも空間線量はあからさまに上がっている
どのくらい汚染があるのかあまり把握していない
マイクロホットスポットぐらいは除染できるのではないかということもあまり分かっていない
無暗に大人も子供も被曝させればいいとは思っていない
福島とかも空間線量が低いからと言っても
東京とかの中心地からスタートさせていければと
私たちはどうするのか
プロジェクト検体では
標準検体
非プロジェクト検体
特異点検体
と3種類用意しているが、追いついていない状況がある
特異点の場合は、見せ方を変えないといけないと考えている
まちまち
地点情報→写真とか。公開することを念頭には考えておらずどういう場所かを把握するため
マイクロホットスポットについては、空間線量は非常に重要なポイント
葛飾区の動画
壁の向こう側の汚染?
みんなのデータサイトとの連動
マイクロホットスポットは測ってしまうと忘れることができない

[テーマ別グループワーキング]
1.「高濃度・特異点、ホットスポット」の取り扱いについて
2.空白域のマップを埋めていこう
3.今期のプロジェクト、特に資金的基盤を整えるために、何をしたらよいか?
ファンドレイジング、プロモート、外の活動との連携などについて話し合おう!
4.土壌プロジェクト・ヘルプデスク、初心者コーナー
5.測定室同士の交流ワーキング(測定精度、データ処理など)

各ワーキングからの発表

[マリネリくんグッズによる応援のお願い]
岩手県の土壌マップは、土壌ベクレル測定プロジェクトを説明する際に分かりやすい

[主催者お開き挨拶]

[閉会]
予備時間

(参加したグループワーキングのまとめ)
5.測定室同士の交流ワーキング(測定精度、データ処理など)
グループワーキング
測定時間の話
遮蔽物の話
台湾の鉄の話(どっかの病院のコバルト60)
ガスクロマトグラフィーの話
ビスマス214による誤検出
ゲルマによるクロスチェックとか
測定所間のクロスチェックで
バックグラウンドの話
NaIの劣化
不良品
メーカーとの交渉どうする
天然核種とサムピーク
















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(公平性の確保のためにも、測定後に、他ゲルマニウム半導体検出器でのクロスチェックも行います。)
ツイキャスで実況しながらの測定となる予定です。
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2015年11月21日土曜日

精製水・埼玉県草加工場(2015年)大洋製薬株式会社

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本日は、ご依頼のありました食品扱いとした製品についての測定結果です。
製品名は、「精製水」
産地は、「埼玉県草加市」
製造者及び販売者は、「大洋製薬株式会社」

「大洋製薬株式会社」
http://www.taiyo-pharm.co.jp/index_2015_7_.html

大洋製薬株式会社草加工場で製造された精製水です。
以下はご依頼者の方から、依頼に至った経緯を当方に伝えてくださいましたので、
参考までに一部改編したところもありますが、抜粋させて頂きます。
*****************************(抜粋ここから)
私の伴侶は「睡眠時無呼吸症候群」の治療のため、就寝中は「CPAP」という機器を付けています。

CPAP(参考資料)
http://www.kaimin-life.jp/cpap.html
イラストですが、機器はこんな↑感じです。

空気を絶えずのどに送り続けるため、乾燥を防ぐために、機器には加湿器があり、その加湿器に「精製水」を入れます。
(原理は室内で使う加湿器と同じです)
今年に入り、ふと気になって、「精製水」のメーカーに製造工場の場所を問い合わせたところ、埼玉県草加市とのこと。
「精製水」は、工場のある場所の水道水から濾過をかけて、金属イオンを取り除いてできるものです。
コンタクトレンズを使われている方は、この「精製水」で洗浄されているようで、何気に結構日常的に使われている方も多いようです。
*****************************(抜粋ここまで)

(測定風景)




(測定結果)
試料名:精製水
産地:埼玉県草加市
製造者:大洋製薬株式会社
製造工場:大洋製薬株式会社草加工場
販売者:大洋製薬株式会社
生産年月:2015年
入手年月:2015年10月
賞味期限:(使用期限)2018年1月
ロットナンバー:01508
測定時間:43200秒
重量:1012.0
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値<0.3Bq/kg)
カリウム40:不検出(測定下限値<3.0Bq/kg)

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:×

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種も不検出と判断しました。

放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して使用することのできる「精製水」であると思われます。

※2015年10月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年11月20日金曜日

除湿器に貯まった水・広島県尾道市(2015年)環境試料

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本日は、ご依頼のありました堆肥扱いの環境資材についての測定結果です。
試料名は、「除湿器に貯まった水」
産地は、「広島県尾道市東則末町」
製造者及び販売者は、「室内」

室内の除湿器に貯まった水を測定したいとのご依頼がありましたので、
堆肥扱いの環境試料として測定させていただきました。

(測定風景)


(測定結果)
試料名:除湿器に貯まった水
産地:広島県尾道市東則末町
製造者:室内
製造工場:室内
販売者:室内
生産年月:2015年9月16日
入手年月:2015年9月16日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:995.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値<0.2Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値<0.3Bq/kg)
カリウム40:不検出(測定下限値<3.0Bq/kg)

(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:×

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

(まとめ)
天然核種も不検出と判断しました。

放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心することのできる「除湿機にたまった水」であると思われます。

※2015年10月7日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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2015年11月19日木曜日

土壌・千葉県流山市松ヶ丘・松ヶ丘4号公園(2015年)みんなのデータサイト「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」33

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県流山市松ヶ丘・松ヶ丘4号公園」

千葉県流山市についても、採取者の方が市役所と交渉され、その結果合計8地点の公園の測定をさせて頂きました。
今回は流山市の8公園の内、8地点目です。
また、その測定結果もPDFファイルにしてMAPにされていますので併せてご紹介いたします。
http://syuramu.web.fc2.com/bqmap003.pdf

当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「33検体目」となります。

******************************************
現在、「みんなのデータサイト」では「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を実行中です。
まだまだ採取土壌が足りておりませんので皆様のご協力をお待ちしております。
まずは、2015年度(2016年3月)までに1700地点の採取及び測定を目標としております。

「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」
http://www.minnanods.net/soil/
******************************************

(測定風景)




「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県流山市松ヶ丘・松ヶ丘4号公園
調査年月:2015年9月23日
測定時間:43200秒
重量:980.4
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:129±26.7Bq/kg
セシウム134:34.9±7.50Bq/kg
カリウム40:109±27.1Bq/kg

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:○

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:△

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、ウラン系(「鉛214」「ビスマス214」)を微量、
トリウム系(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)を微量、
人工核種の「セシウム137」「セシウム134」を検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:129Bq/kg
セシウム134:34.9Bq/kg

セシウム137:セシウム134=129:34.9=1:0.27054263...

となります。
平成27年10月現在の放射性セシウム比率は「1:0.240」と言われておりますので、ほぼ一致します。
したがって福島第一原子力発電所の事故由来と考えられます。

「みんなのデータサイト」にも土壌測定結果を公表しております。
検体IDは「6032」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/6032

※2015年10月7日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
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2015年11月18日水曜日

土壌・千葉県流山市北・北2号公園(2015年)みんなのデータサイト「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」32

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本日は、みんなのデータサイトの「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」となる、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
地点名は、「千葉県流山市北・北2号公園」

千葉県流山市についても、採取者の方が市役所と交渉され、その結果合計8地点の公園の測定をさせて頂きました。
今回は流山市の8公園の内、7地点目です。
また、その測定結果もPDFファイルにしてMAPにされていますので併せてご紹介いたします。
http://syuramu.web.fc2.com/bqmap003.pdf

当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「32検体目」となります。

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現在、「みんなのデータサイト」では「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を実行中です。
まだまだ採取土壌が足りておりませんので皆様のご協力をお待ちしております。
まずは、2015年度(2016年3月)までに1700地点の採取及び測定を目標としております。

「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」
http://www.minnanods.net/soil/
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(測定風景)




「野帳」

(測定結果)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。

地点名:千葉県流山市北・北2号公園
調査年月:2015年9月23日
測定時間:43200秒
重量:1405.8
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:86.3±18.0Bq/kg
セシウム134:26.7±5.75Bq/kg
カリウム40:317±68.7Bq/kg

(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:○

セシウム137
662keV:○

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:△

ビスマス214
609keV:○
1120keV:△

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、ウラン系(「鉛214」「ビスマス214」)を微量、
トリウム系(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)を微量、
人工核種の「セシウム137」「セシウム134」を検出と判断しました。

今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:86.3Bq/kg
セシウム134:26.7Bq/kg

セシウム137:セシウム134=86.3:26.7=1:0.30938586...

となります。
平成27年9月現在の放射性セシウム比率は「1:0.240」と言われておりますので、
セシウム134が「高め」に検出されております。
±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=86.3+18.0=104.3
セシウム134=26.7-5.75=20.95

セシウム137:セシウム134=104.3:20.95=1:0.20086289...

±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=86.3-18.0=68.3
セシウム134=26.7+5.75=32.45

セシウム137:セシウム134=68.3:32.45=1:0.47510980...

となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.20086289~0.30938586~0.47510980

の範囲に収まると推測されます。

平成27年10月現在の放射性セシウム比率は「1:0.240」と言われておりますので、ほぼ一致します。
したがって福島第一原子力発電所の事故由来と考えられます。

なお、天然核種のトリウム系とウラン系が共に微量、測定結果から含まれていることが分かっております。
ウラン系よりもトリウム系の天然核種の存在の方が多いようです。
このことからセシウム134の測定結果が若干高くなっているものと推測されます。

「みんなのデータサイト」にも土壌測定結果を公表しております。
検体IDは「6031」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/6031

※2015年10月6日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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非電化工房製の測定器での長時間測定に不信払拭のため
ゲルマニウム半導体検出器で測定済の
「微量の検出があった検体」
又は
「検出されなかった検体」
を募集します。
当方への数値の通知は不要です。
(公平性の確保のためにも、測定後に、他ゲルマニウム半導体検出器でのクロスチェックも行います。)
ツイキャスで実況しながらの測定となる予定です。
どうぞよろしくお願い致します
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