2013年4月11日木曜日

香り薫るむぎ茶(伊藤園):カナダ産大麦

これからの季節、夏になると麦茶が欲しい場面が増えますね。
安心して飲めるものなら飲みたいと思っております。
「安心して飲めるお茶はどんなのがありますか?」とお問い合わせを頂いておりました。
なので、手に入りやすいであろう麦茶をと探しておりましたら、
近くのスーパーで山積みされていた麦茶を発見。
測定して不検出なら勧めてみようと思いました。
 
その麦茶は大手の伊藤園のものです。
大麦の原料はカナダ産でした。たぶん大丈夫なはず。でも測定してみないと分かりません。
西日本産の物でも測定してみないことには分かりません。
堆肥によって汚染されてしまうことも考えられますので!!
安心できる農産物を、子どもたちのためにも守っていきましょう!


それでは測定結果です。


測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。

(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では、

天然核種の「カリウム40」と「ウラン系」

の検出と判定します。
 


 商品名:香り薫るむぎ茶
産地:カナダ
製造者:伊藤園株式会社
販売者:伊藤園株式会社
生産年月:NO DATA
賞味期限:2014年02月01日/KC→兵庫県神戸市
ロットナンバー:19:03 C
測定時間:43200秒
重量:307.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)

解析精度:3σ
セシウム137:<1.4Bq/kg
セシウム134:<1.2Bq/kg
カリウム40 :130.4±36.7Bq/kg
 
 
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wikiからですが、少し情報が古いので、今の商品にどう関係してくるか分かりませんが参考までに貼っておきます。
「香り薫るむぎ茶」(茶葉)
賞味期限から12ヶ月前が製造日で、大麦の産地はカナダ産と国産のものを使用とのことです。
国産の大麦は産地を特定せず、市場から購入しているため、分からないようです(2011/05/17)

「香り薫るむぎ茶」(茶葉)
現在流通・生産している製品は、昨年(2010年)収穫されたものを使用しており、
2012年3月頃までは昨年収穫分での生産になるそうです。
それ以降の大麦の産地については、現在検討中とのことです。(2011/12/05)
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 ※今年の4月8日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 
 
 
 





 

2 件のコメント:

  1. この製品、いつの間にか原料が 国産から外国産に変わっていたんですネ。
    日本の農業が、放射能のせいで 潰されそうです。

    A

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    1. >日本の農業が、放射能のせいで 潰されそうです。
      そうならないために、しっかりと測定し安心であるものを
      見つけていかなければと思う日々です。

      放射能は
      ・目に見えない
      ・匂いがない
      ・すぐに影響が出ない

      これだけでも判断するのが難しいのに
      それに加えて、

      ・まだわかっていないことも多い

      ですから。。。

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