2013年4月13日土曜日

干しひじき(山口県)

最近では、各地域の食品の汚染状況がよく分かってきました。
今後重大な放射能漏れの事態がなく、そして拡散していくことがなければ
瀬戸内産のものも、測定データを残しておくことで安心できるのでは?
と思っています。

そこで手に入りました「干しひじき」。
山口県上関町祝島産です。
対岸の上関町四代田ノ浦に上関原子力発電所の建設が予定されています。


それでは測定結果です。


測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。

(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では、

天然核種の「カリウム40」

の検出と判定します。
それにしても見事なカリウム40のピークです。
またそのコンプトン散乱(後方散乱)の影響がかなり出ました。


商品名:干しひじき
産地:山口県上関町祝島
製造者:祝島市場
販売者:祝島市場
生産年月:NO DATA
賞味期限:2014年3月31日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:73603秒
重量:264.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)

解析精度:3σ
セシウム137:<1.7Bq/kg
セシウム134:<1.6Bq/kg
カリウム40 :2783.6±579.3Bq/kg
 
 
 
 ※今年の4月10日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。











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