地点名は、「千葉県袖ヶ浦市永吉」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「63検体目」となります。
(測定風景)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。
地点名:千葉県袖ヶ浦市永吉
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:1021.9g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:14.9±3.42Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値9.288±3.498Bq/kg
カリウム40:329±72.0Bq/kg(測定下限値3.6Bq/kg)
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇
セシウム137
662keV:○
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○
ビスマス214
609keV:○
1120keV:○
[トリウム系]
鉛212
239keV:○
アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○
タリウム208
583keV:○
861keV:○
ベリリウム7
478keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)
人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」
の検出と判断しました。
今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:68.2Bq/kg
セシウム134:14.9Bq/kg
↓
セシウム137:セシウム134=68.2:14.9=1:0.218475...
となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。
±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2+14.4=82.6
セシウム134=14.9-3.42=11.48
↓
セシウム137:セシウム134=82.6:11.48=1:0.138983...
±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2-14.4=53.8
セシウム134=14.9+3.42=18.32
↓
セシウム137:セシウム134=53.8:18.32=1:0.340520...
となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.138983~0.218475~0.340520
の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が高くなっており、若干ではありますが理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。
セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:補正値9.288±3.498Bq/kg
しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で測定したら判断できるものと推測します。
「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39773」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39773
※2017年7月25日の測定結果です。
重量:1021.9g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:14.9±3.42Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)→補正値9.288±3.498Bq/kg
カリウム40:329±72.0Bq/kg(測定下限値3.6Bq/kg)
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇
セシウム137
662keV:○
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○
ビスマス214
609keV:○
1120keV:○
[トリウム系]
鉛212
239keV:○
アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○
タリウム208
583keV:○
861keV:○
ベリリウム7
478keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)
人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」
の検出と判断しました。
今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:68.2Bq/kg
セシウム134:14.9Bq/kg
↓
セシウム137:セシウム134=68.2:14.9=1:0.218475...
となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。
±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2+14.4=82.6
セシウム134=14.9-3.42=11.48
↓
セシウム137:セシウム134=82.6:11.48=1:0.138983...
±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=68.2-14.4=53.8
セシウム134=14.9+3.42=18.32
↓
セシウム137:セシウム134=53.8:18.32=1:0.340520...
となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.138983~0.218475~0.340520
の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が高くなっており、若干ではありますが理論値どおりの結果とはなっていません。
これは、セシウム134が天然核種の影響を強く受けてしまったためと考えられるためです。
なお、セシウム137の値が間違いないものと判断して補正値を次のように算出しました。
セシウム137:68.2±14.4Bq/kg(測定下限値0.5Bq/kg)
セシウム134:補正値9.288±3.498Bq/kg
しっかりとした値を出すためには、ゲルマニウム半導体検出器で測定したら判断できるものと推測します。
「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39773」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39773
※2017年7月25日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・Facebookファンページについて
「おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします
・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について
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「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について
・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
その2:測定室内の遮蔽状況
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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