地点名は、「千葉県君津市日渡根糸川」
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「65検体目」となります。
(測定風景)
※スペクトルデータは、「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」に帰属しますので
公表とさせていただきます。
地点名:千葉県君津市日渡根糸川
調査年月:2017年6月7日
測定時間:43200秒
重量:956.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:202±41.6Bq/kg(測定下限値0.6Bq/kg)
セシウム134:31.6±6.87Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:272±60.9Bq/kg(測定下限値4.4Bq/kg)
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇
セシウム137
662keV:○
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○
ビスマス214
609keV:○
1120keV:○
[トリウム系]
鉛212
239keV:○
アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○
タリウム208
583keV:○
861keV:○
ベリリウム7
478keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)
人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」
の検出と判断しました。
今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:202Bq/kg
セシウム134:31.6Bq/kg
↓
セシウム137:セシウム134=202:31.6=1:0.156435...
となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。
±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=202+41.6=243.6
セシウム134=31.6-6.87=24.73
↓
セシウム137:セシウム134=243.6:24.73=1:0.101518...
±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=202-41.6=160.4
セシウム134=31.6+6.87=38.47
↓
セシウム137:セシウム134=160.4:38.47=1:0.239837...
となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.101518~0.156435~0.239837
の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が
「福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウムの放出量」の
理論値の範囲に収まっていることから、
福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウム汚染であると推測されます。
余談ですが、過去の大気圏内核実験等の影響によって
セシウム137のみが検出されるケースもあることを申し添えておきます。
「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39808」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39808
※2017年7月26日の測定結果です。
重量:956.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ(精度99.7%)
セシウム137:202±41.6Bq/kg(測定下限値0.6Bq/kg)
セシウム134:31.6±6.87Bq/kg(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:272±60.9Bq/kg(測定下限値4.4Bq/kg)
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:〇
セシウム137
662keV:○
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○
ビスマス214
609keV:○
1120keV:○
[トリウム系]
鉛212
239keV:○
アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○
タリウム208
583keV:○
861keV:○
ベリリウム7
478keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
「ウラン系」(「鉛214」「ビスマス214」)
「トリウム系」(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)
人工核種
「セシウム137」
「セシウム134」
の検出と判断しました。
今回の結果から±の範囲を無視して、放射性セシウムの比率を考えますと
セシウム137:202Bq/kg
セシウム134:31.6Bq/kg
↓
セシウム137:セシウム134=202:31.6=1:0.156435...
となります。
平成29年7月現在の放射性セシウム比率は「1:0.136」と言われておりますので、
セシウム134が若干高く検出されております。
±の範囲を最大にとって考えますと、
セシウム137=202+41.6=243.6
セシウム134=31.6-6.87=24.73
↓
セシウム137:セシウム134=243.6:24.73=1:0.101518...
±の範囲を逆の方に最大にとって考えますと、
セシウム137=202-41.6=160.4
セシウム134=31.6+6.87=38.47
↓
セシウム137:セシウム134=160.4:38.47=1:0.239837...
となりますので、
放射性セシウムの比率は
0.101518~0.156435~0.239837
の範囲に収まると推測されます。
したがって、放射性セシウムの比率が
「福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウムの放出量」の
理論値の範囲に収まっていることから、
福島第一原子力発電所の事故による放射性セシウム汚染であると推測されます。
余談ですが、過去の大気圏内核実験等の影響によって
セシウム137のみが検出されるケースもあることを申し添えておきます。
「みんなのデータサイト」に今回の土壌測定結果をアップしております。
検体IDは「39808」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/39808
※2017年7月26日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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「おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
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その2:測定室内の遮蔽状況
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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