「牛糞堆肥」を測定した結果です。
広島県産で、販売業者は「なかやま牧場」。
現在試験測定中です。
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共に「検出なし」です。
（判定方法）
600keV付近に怪しいものがありますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
よってこの怪しいものはビスマス214と判定します。
662keVにはピークが確認できません。
この度の測定結果では、
天然核種の「ビスマス214」と「カリウム40」
の検出と判定します。
スペクトルの結果から、堆肥は土と比べてウラン系の影響が少ないように見受けられます。
なので、堆肥ならある程度までは測定が可能かもですね。
生産年月：不明（23年度？）
ロットナンバー：不明
測定時間：28800秒
重量：40.0g
測定容器：V-7（85ml）
解析精度：3σ
セシウム137：＜10.2Bq/kg
セシウム134：17.1±11.1Bq/kg（誤検出）
カリウム40 ：662.9±209.1Bq/kg
※今年の３月２０日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体（このロット）を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安全を保障するものでもありません。
牛糞堆肥 なかやま牧場ですネ
返信削除ここはハートと言う店を、数店舗展開しています。
そこで、グループ牧場と契約牧場で育てられた牛が売られています。
その肉は、全品放射能検査されています。
福島事故後、すぐに測定機を導入されました。
飼料産地の不明な部分が若干有りますが、近県もしくは輸入品を使われています。
結構、ここの牛の糞だったら安全だと思います。
A
なかやま牧場さん、頑張っておられるのですね。
削除悪い話は聞きませんし、自分自身もここのお肉なら、
自家飼料を使っているとか伺い、安心できるのではと思っておりました。
なかやま牧場から、牛糞堆肥に付いて連絡が来ました。
削除以下、メールをコピーしておきます。
A
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堆肥についてですが、最近では特に計測などは行なっていませんが、手持ちの
ガイガーカウンターで簡易的には見ていますが、地域の線量と同等です。
堆肥は袋詰めしたものをハート各店で販売しております
いつもありがとうございます。
削除なかやま牧場の現状は、ガイガーのみですか。。。
ガイガーでは微量な汚染は見えませんね。
また、西日本で広島県ですから天然核種のウラン系があるので、
かなり汚染されていないと分からない状態ですね。
ガイガーカウンターだと地域の線量を超える汚染でないと、数字に出てこないですからね。
困りました。
でも結果は、安心できることとなりましたので、この結果を付けて売ってほしいですね。＾＾
なかやま牧場さんの、ガイガーカウンターだけの測定は不十分だと言う事は承知しております。
削除牛糞堆肥の現状をお知らせ致します。
対象地域の牛糞堆肥製品は300Bq/Kg以下の物は流通が認められています。
その他の地域の物は、規制値が無いので測定されずに流通しています。
測定を指導する事は、都道府県に対して通達がなされていますが、
現実はほとんど上がって来ておりません。
なかやま牧場さんは、自社・契約牧場で牛を飼われています。
その牛肉は、放射能測定をしてハートで販売されています。
飼料に付いても、公開されています。
飼料から牛糞までの流れが、消費者に見える形で公開されているメーカーを
他で知り得ておりません。
また、疑問点に誠実に回答が帰って来るのも、この会社です。
私は、測定と原料・製造工程・流通の把握は、その製品の全体像を掴むのに
両方が必要かと思っています。
私の、資料で不足な部分も有りましょう。
不明な部分はメーカーにお問い合わせ下さい。
私達の放射能測定結果をスーパー等に、使って貰える様、
日々、信頼される様、努力するのみです。
A
いつもありがとうございます。
削除私も言葉足らずでした。
なかやま牧場さんは、しっかり管理された形で安心できる商品を売られていると認識しております。
検査の仕方が、と思っただけです。
京都放射能市民測定所の例で申し訳ないのですが、
農家の方が、自分から進んで放射能測定に来られた件は１件もないようです。
当方から動いていく、周りから動いていく、こういう動きがないと難しいようですね。