過去に測ったシリーズ。
本日は「全粒粉」です。(注:小麦粉です。お米の玄米みたいなものです。)
全粒粉で検出されなければ、小麦粉も安心できると言えますね。
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。
(判定方法)
600keV付近に怪しい物が見えますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
よってこちらはビスマス214(609keV)と判定します。
662keVにはピークが確認できません。
この度の測定結果では、
天然核種のビスマス214とカリウム40のみ検出と判定します。
賞味期限:不明(24年度産)
ロットナンバー:不明
測定時間:36000秒
重量:893.0g
測定容器:全量充填
解析精度:3σ
セシウム137:<0.9Bq/kg
セシウム134:<0.8Bq/kg
カリウム40 :44.2±16.5Bq/kg
※昨年の12月2日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安全を保障するものでもありません。
綺麗なスペクトルですネ。
返信削除この小麦粉は、資料が無いのですが、自社栽培の小麦のはずです。以前、そのように聞きました。
ここの人達のお店は、半分以上の食材を自分達で作り、安心安全を届けられています。
仕入れ材料も吟味されて良いものを使われています。
放射能データがなかったのですが、これであんしんです。
A
ほほ!自家栽培の小麦ですか。素晴らしいですね。
削除最近では、北海道産の小麦か輸入物の小麦以外は警戒心が出てしまい手は伸びません。
とても参考になりました。
今度他の食材も機会があればここから購入してみます。