2013年3月26日火曜日

牛糞堆肥(広島県)の再測定

前回の牛糞堆肥(広島県)の測定はV-7容器の85mlで測定でした。
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/03/blog-post_22.html

堆肥(肥料等)は、正確に測るためには1Lマリネリで行う必要を感じましたので
今回、1Lマリネリ容器にて追試を行いました。

それでは測定結果です。


測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共に「検出なし」です。

(判定方法)
600keV付近に怪しいものがありますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
よってこの怪しいものはビスマス214と判定します。
662keVにはピークが確認できません。
この度の測定結果では、

天然核種の「ビスマス214」と「カリウム40」

の検出と判定します。
スペクトルの結果から、堆肥は土と比べてウラン系の影響が少ないですね。

販売者:なかやま牧場
生産年月:不明(23年度?)
ロットナンバー:不明
測定時間:43200秒
重量:511.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)

解析精度:3σ
セシウム137:1.1±1.0Bq/kg(誤検出)
セシウム134:1.2±1.0Bq/kg(誤検出)
カリウム40 :538.9±118.0Bq/kg


※今年の3月25日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安全を保障するものでもありません。


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