食品名は、「カツオ(内臓入)」
産地は、「愛媛県深浦産」
製造者は、「天然」
販売者は、「スーパーダイレックス」
愛媛県で2018年6月頃に水揚げされた「カツオ」です。
海の汚染もいろいろと言われている中、カツオについて出来るだけ知っておきたい。
そのためにも、定期的に見ておきたいとのことからのご依頼でした。
依頼元は
「高知県放射能データ測定研究所」(Facebookページ)
となります。
ありがとうございます!
今回で14検体目となります。
なお、今までの測定結果は次の通りです。
「みんなのデータサイト」では
http://www.minnanods.net/mrdatafoodsearch?mds_scatid=1090114&rows=50&year_s=&month_s=&year_e=&month_e=&sokuteisyoid=25&food=&order_by=&order_by_desc=&mrdate=1&clubid=mds2
当方のブログでは
(1)「カツオ・長崎県沖(2013年)高知県中央卸市場・石黒水産 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/10/2013_14.html
(2)「カツオ・鹿児島県沖(2013年)高知県中央卸市場・石黒水産」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/10/2013_15.html
(3)「カツオ・高知県土佐沖(2013年)スーパーデイズ・高知県四万十市内」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/01/2013_17.html
(4)「カツオ・宮崎県沖(2014年)スーパーデイズ(高知県四万十町)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/06/2014_10.html
(5)「カツオ(居つきガツオ)・高知県黒瀬町佐賀沖(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/10/2014_7.html
(6)「カツオ(居つきガツオ)・土佐沖・高知県(2014年)スーパーデイズ・高知県四万十市内・ゲルマクロスチェック結果有」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/12/2014_26.html
(7)「カツオ(上りガツオ)・九州鹿児島沖・豊後水道・宮﨑県(2015年)有限会社丸広水産 ダイレックス広見店」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2015/06/2015_8.html
(9)「カツオ・鹿児島県(2015年)スーパーダイレックス(愛媛県)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/02/201.html
(10)「カツオ(初ガツオ)・宮崎県(2016年)スーパーダイレックス」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/05/2016_11.html
(11)「カツオ・愛媛県深浦産(2016年)スーパーダイレックス」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/12/2016_7.html
(12)「カツオ・愛媛県深浦産(2017年)スーパーダイレックス」
https://onomichi-labo.blogspot.jp/2017/07/2017_24.html
(13)「カツオ・鹿児島県産(2017年)スーパーダイレックス(愛媛県北宇和郡鬼北町)」
https://onomichi-labo.blogspot.com/2017/12/2017_5.html
上記13件です。
さて、今回の検体写真は次のとおりです。
(測定風景)
食品名:カツオ
産地:愛媛県産
製造者:天然
製造工場:天然
販売者:スーパーダイレックス
生産年月:2018年6月
入手年月:2018年6月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
(測定結果)
(測定結果)
測定時間:43200秒
重量:985.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:106±25.6Bq/kg(測定下限値3.4Bq/kg)
(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:×
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:×
1120keV:×
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「カツオ・内臓入(愛媛県深浦産)」であると思われます。
なお、余談ではありますが、測定結果には表れておりませんが、
スペクトルグラフから、セシウム137が0.1Bq/kg程度含まれている可能性があります。
しかしこの程度の値であれば、今まで測定させていただいたカツオと比べても
ほぼ同等程度ですので、問題にされたり気にされるレベルではないものと考えられます。
※2018年6月11日の測定結果です。
重量:985.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度3σ(精度99.7%)
セシウム137:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(測定下限値0.3Bq/kg)
カリウム40:106±25.6Bq/kg(測定下限値3.4Bq/kg)
(判定方法):スペクトルからのピーク
セシウム134
605keV:×
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:×
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:×
1120keV:×
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
(まとめ)
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては、検出されるほどのものでもなく
安心して食べることのできる「カツオ・内臓入(愛媛県深浦産)」であると思われます。
なお、余談ではありますが、測定結果には表れておりませんが、
スペクトルグラフから、セシウム137が0.1Bq/kg程度含まれている可能性があります。
しかしこの程度の値であれば、今まで測定させていただいたカツオと比べても
ほぼ同等程度ですので、問題にされたり気にされるレベルではないものと考えられます。
※2018年6月11日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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