2017年4月5日水曜日

追加分-高木仁三郎市民科学基金助成金プロジェクト(みんなのデータサイト)高濃度1検体

本日は、「みんなのデータサイト」内で高木仁三郎市民科学基金助成金を受けた助成金プロジェクトについて、追加の高濃度を測定した結果です。
(測定結果もあります。)

[前回の測定結果]
高木仁三郎市民科学基金助成金プロジェクト(みんなのデータサイト)低濃度3検体・高濃度2検体
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2016/12/32.html

「みんなのデータサイト」
http://www.minnanods.net/

「高木仁三郎市民科学基金助成金のプロジェクトとは?」
※一部抜粋
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【方法】高濃度汚染の土壌は極力少量で測定したい。
ただ少量で正確に測定が可能かどうかの検証が必須。
そこで当プロジェクトでは、ゲルマであらかじめ値付けした2種類の高濃度汚染の密封サンプル(機種ごとに少量容器を選定)を作成し、
それぞれの測定器で測定することで、どれだけ正確に測定できるかの検証や機種ごとの傾向をつかむ。

このプロジェクトを通じて、シンチレーション式測定器による土壌の測定をそれぞれの測定室が行う際、
より確信を持って取り組めるようになることを目指す。
また、この検証によってこれからつくるポータル「土壌プロジェクト」の「高濃度検体の測定」の
記載に注釈が必要になるようであれば、整理して追記する。

少量容器については、機種ごとに利用できる容器および容量が異なるので整理をおこない策定した。
容量については、今後はこのサンプルと同量を詰める形で標準化することで、測定の信頼度が安定することを想定している。
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(測定風景)


(測定結果)

(所感)
5000Bq/kg程度の濃度(高濃度)の検体の場合、少量容器であれば長時間測定を行ってもピーク割れは起こしませんでした。
検体の理論値に近い結果となり、測定の傾向について判断でき、本プロジェクトに参加できたことはとても有意義でありました。
なお、みんなのデータサイトに参加している測定所(室)で土壌ベクレル測定プロジェクトの傾向を把握し、
修正が必要であるかどうか、その判断材料になっております。

※2017年2月13日の測定結果です。
放射能測定結果の数値には必ず誤差があります。
また、放射能測定結果の範囲内に「放射能絶対値」が含まれる確率を、解析精度という値で表示しています。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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