2015年1月20日火曜日

2015年:節分大豆(福豆)・国産(2014年)株式会社小林製菓

本日は、自主測定させていただきました食品の測定結果についてです。
食品名は、「節分大豆(福豆)」
産地は、「国産」
製造者及び販売者は、「株式会社小林製菓」

昨年、一昨年と当ブログで紹介させて頂きました商品と同じものになります。

一昨年:「節分大豆(国産)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/02/4320012-318.html

昨年:「節分大豆(福豆)・国産(2013年)株式会社小林製菓 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/01/2013_29.html

「株式会社小林製菓」
http://www.fukuyama-kanko.com/gourmet/gift015.html







それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種のカリウム40のみを検出と判断しました。
人工核種については、ハッキリとしたピークが見えないため不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「節分大豆(福豆)」であると思われます。

(補記)
天然核種にしても人工核種にしても少し怪しいピークのようなものも見受けられます。
例えば、「セシウム137」について、662keVにハッキリとしたピークは確認できませんが、
確認できたピークの高さから0.1Bq/kg程度存在しているかもと推測します。
ですが、カリウム40によるコンプトン散乱の影響も大きいため、ただのノイズである可能性も否めないことを申し添えておきます。

食品名:節分大豆(福豆)
産地:国産
製造者:株式会社小林製菓
製造工場:株式会社小林製菓
販売者:株式会社小林製菓
生産年月:2014年
入手年月:2015年1月18日
賞味期限:2015年4月18日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:757.8
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.5Bq/kg
セシウム134:<0.5Bq/kg
カリウム40:558±120Bq/kg


※2015年1月20日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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