地点名は、「岡山県真庭市蒜山下福田・松林内」
AT1320機とゲルマクロスチェックにより蒜山の土壌から検出されるという確かな情報があり、
現地を教えて頂きましたので、赴いて採取してきました。
当方の「みんなのデータサイト」で比較対象可能な土壌測定の「34検体目」となります。
今回の検体については、測定初め頃からツイキャスを少ししております。
時間として30分×2で雑談を交えながらの実況です。
「測定実況中 土壌 岡山県真庭市蒜山下福田1」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/211415239
「測定実況中 土壌 岡山県真庭市蒜山下福田2」
http://twitcasting.tv/laboonomichi/movie/211427308
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現在、「みんなのデータサイト」では「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を実行中です。
まだまだ採取土壌が足りておりませんので皆様のご協力をお待ちしております。
まずは、2015年度(2016年3月)までに1700地点の採取及び測定を目標としております。
「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」
http://www.minnanods.net/soil/
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(測定風景)
「野帳」は次の通りです。
(測定結果)
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×
セシウム137
662keV:○
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:△
ビスマス214
609keV:○
1120keV:△
[トリウム系]
鉛212
239keV:○
アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○
タリウム208
583keV:○
861keV:○
この度の測定結果では
天然核種
「カリウム40」
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム228」(トリウム系)
「タリウム208」(トリウム系)
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
人工核種
「セシウム137」
の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できます。
セシウム134については、605keVにピークは確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137は検出、セシウム134は誤検出であり不検出と判断しました。
(まとめ)
天然核種の「カリウム40」、トリウム系(「鉛212」「アクチニウム228」「タリウム208」)を、
ウラン系(「鉛214」「ビスマス214」)を微量、
人工核種の「セシウム137」を検出と判断しました。
セシウム134が誤検出となっております。
原因としては、天然核種のウラン系が若干と、トリウム系が測定結果から含まれていることが考えられます。
ウラン系よりもトリウム系の天然核種の存在の方が多いようです。
その影響で、計算式で減算しきれずに、セシウム134が誤検出となったようです。
結果としては、過去の大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故による影響であり、福島第一原子力発電所の事故以前のものと推測されます。
「みんなのデータサイト」にも土壌測定結果を公表しております。
検体IDは「6172」です。
公開URLは次の通りです。
http://www.minnanods.net/mrdatasoilget/mds2/6172
地点名:岡山県真庭市蒜山下福田・松林内
調査年月:2015年10月25日
測定時間:43200秒
重量:699.3g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:21.4±4.91Bq/kg
セシウム134:誤検出であり不検出(<0.4Bq/kg)
重量:699.3g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:21.4±4.91Bq/kg
セシウム134:誤検出であり不検出
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(追記:2015年10月28日)
※あがのラボの村上様より次のご指摘がありました。
「土壌中の天然核種の影響で誤検出と判定した場合に「下限値<0.4Bq/kg」の表記は誤解を招く(測定器の能力を反映していない)と思われる。」
↓
「注記:ピークからトリウム系の存在があり、セシウム134についてはスペクトルから総合的に判断して0.4Bq/kgも存在していないと推測した。」
と今後は記載するにあたって誤解を招かないよう注意していきます。
ありがとうございました。
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カリウム40:170±40.5Bq/kg
※スペクトルデータは、「おのみち -測定依頼所-」に帰属しますので
公表しています。
※2015年10月27日の測定結果です。
(追記:2015年10月28日)
※あがのラボの村上様より次のご指摘がありました。
「土壌中の天然核種の影響で誤検出と判定した場合に「下限値<0.4Bq/kg」の表記は誤解を招く(測定器の能力を反映していない)と思われる。」
↓
「注記:ピークからトリウム系の存在があり、セシウム134についてはスペクトルから総合的に判断して0.4Bq/kgも存在していないと推測した。」
と今後は記載するにあたって誤解を招かないよう注意していきます。
ありがとうございました。
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カリウム40:170±40.5Bq/kg
※スペクトルデータは、「おのみち -測定依頼所-」に帰属しますので
公表しています。
※2015年10月27日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・Facebookファンページについて
「おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします
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トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
その2:測定室内の遮蔽状況
・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
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