2015年2月6日金曜日

生牡蠣・広島県海域(2015年)株式会社広島漁商業・加工者:大冷フーズ株式会社

本日は、自主測定させていただきました食品の測定結果についてです。
食品名は、「生牡蠣」
産地は、「広島県海域」
製造者(加工者)は、「大冷フーズ株式会社」
販売者は、「株式会社広島漁商」

昨年、一昨年と当ブログでも紹介させて頂きましたが、生牡蠣の測定となります。
データをしっかりと蓄積していきたいと考えて自主測定をさせて頂きました。

「牡蠣(岡山県産) 」←2012年産
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/02/blog-post_10.html

「牡蠣(広島県産) 」←2013年産
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/02/blog-post_9.html

「生かき(牡蠣)・広島県海域三津湾(2014年)マルショウ水産」←2014年産
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/02/2013.html








それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:△
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:△
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keVにごくわずかピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。

(まとめ)
天然核種のカリウム40のみを検出と判断しました。
人工核種については、ハッキリとしたピークが見えないため不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「生牡蠣・広島県海域」であると思われます。

食品名:生牡蠣
産地:広島県海域
製造者:大冷フーズ株式会社
製造工場:大冷フーズ株式会社
販売者:株式会社広島漁商業
生産年月:2015年2月3日
入手年月:2015年2月4日
賞味期限:2015年2月7日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:959.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:不検出(<0.3Bq/kg)
セシウム134:不検出(<0.3Bq/kg)
カリウム40:41.6±12.1Bq/kg

※2015年2月6日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

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