2013年8月23日金曜日

「みんなのデータサイト:プロジェクトメンバー(参加測定室)」になることのお知らせ

本日は、「みんなのデータサイト:プロジェクトメンバー(参加測定室)」になることのお知らせ
についてです。


実は、今年3月にスタートアップとしまして、当データサイトの説明会がありました。
こちらがそのスタートアップの説明会の報告になっております。
 
み​んなのデータサイト スタートアップギャザ​リングへ出席したご報告(皆様へ)

当依頼所の立ち上げ目標の1つには、
「全国の市民測定所が参加される「みんなのデータサイト」に測定結果を提供したい。」
というものがあります。

立ち上げる前には、中国四国地方の市民測定所は、
岡山県にある


「せとうち市民放射能測定所」
http://setouchi-lab.org/


のみでした。
もし、このままであれば・・・

→広島県からの食品等の放射能測定の結果が、ほとんど、データサイトに掲載されないのでは?
→検索しても広島県産のデータが無いとなれば、購入者等は安心することが出来るといえるのか?
→測定した結果、出なかったという情報が、たくさん掲載されているべきではないのか?
→西日本の食材は安心安全と言われているが、単にそう思いたいだけではないのか?
→測定されたデータがない=安心安全である、みんながそう思っているのか?
→広島県は空白地帯になってしまうのでは?

など疑問点がありました。
少なくとも、東北・関東から、ここ西日本に避難されてきている方からは、
「測定されていないことは安心・安全である。」とは思ってはいない事をよく伺います。
 
また、もともと西日本に住まれている方は、安心だからという理由ではなく、
→単に気にされていない
→気にされていても出るわけ無いと考えている
→気にしててもしゃーないわな!
と伺います。

 
実際のところ、安全だとして測定されていない食材には、
汚染飼料や汚染堆肥等の流通が有るため、
産地だけでオッケーですと、申し上げる事はやはりできません。
実は、産地に限らず、西日本の食材でも測定してみると検出されることが有りました。
そこに、産地偽装された食材が出回ってくると、とても産地だけでは安心できるとは言えません。
それに、今後は海の汚染が特に心配されているところです。
 

広島県からも、しっかりと測定した結果を発信して、安心出来るデータをどんどんと提供したい。
それが、生産者や販売者を守ることにも繋がると思っております。
そうであるならば、ぜひ測定所を!!

という声がありました。
しかしそれには問題点がございます。
→維持費の問題
→地域に必要とされているか
 
検討した結果、いきなり測定所という形では無理でしたので、
「依頼所」という形で、半ば強引ではございますが、今年2月に立ち上げに至っております。
今年2月に立ち上げをさせていただきましたのは、次のプロジェクトがあったからです。
↓ 
○みんなのデータサイトについて
http://minnanods.jimdo.com/

(以下、TOPの一部のみ抜粋)
=========================
複数の測定所の測定データを共有する「みんなのデータサイト」を立ち上げます
■立ち上げの経緯
 この「データサイト」は、「CRMS市民放射能測定所」、「未来につなげる東海ネット・市民放射能測定センター(Cラボ)」、
全国市民放射能測定所ネットワーク・世話人 「こどもみらい測定所」、「認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金」
の4者による共同プロジクトとして、2012年8月頃から準備を進めてきました。


(~中略~)

 私たちが準備している「データサイト」は、それぞれの市民放射能測定所での測定データを共通のフォーマットで蓄積していき、
一般の方にもわかりやすい形で、食品などの放射能汚染の実態を知らせ、日々の暮らしに不安を感じる多くの人たちに活用して
もらえるようにすることが一番の狙いです。そして、そのような汚染がどのような食品に多いのか、少ないのか、
地域的にはどのように広がっているのか、また、時間の経過と共にどのように変化していくのかといった分析にも役立てていきたいと考えています。
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上記データサイトに参加させていただきたく、今年2月に立ち上げすぐに参加表明致しました。
そして先日の8月19日と20日に、参加資格の精度の検定として4種の基準玄米による測定を行い、
測定データの試験を受け、無事にオペレーション合格との結果を8月21日に受け取りました。
よって、みんなのデータサイトのプロジェクトメンバー(参加測定室)になる事ができました。
(※まだ手続き中でありますので、今現在なったというわけではありません。
あとは、運営参加費として年間に必要な料金もございます。)

 
9月上旬にみんなのデータサイトのオープニングフォーラムが、
3月と同じ場所、東京の慶應義塾大学の三田キャンパスであります。
地域の希望を背負うつもりで、当データサイトに参加していきたいと思います。


 










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