食品名は、「キャベツ(茹で)」
産地は、「岡山県」
製造者及び販売者は、「不明」
です。
尾道市内のスーパーには、群馬県産のキャベツしか並ばなくなりました。
ひょっとしたことから、入手困難な岡山県産のキャベツを頂きましたので、参考に測定をさせて頂きました。
それでは、測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は共に不検出と判断しました。
(判定方法)
600keVに微妙なピークが確認できますが、796keV、802keVにピークは確認できません。
662keVにもピークは確認できません。
この度の測定結果では・・・
天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(微量)(ウラン系)
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)
「鉛212」(微量)(トリウム系)
「アクチニウム228」(微量)(トリウム系)
「タリウム208」(微量)(トリウム系)
の検出との結果となりました。
天然核種のウラン系とトリウム系がごく微量存在しますが、微量ですので問題の無いものと考えられます。
商品名:キャベツ(茹で)
産地:岡山県
製造者:NO DATA
販売者:NO DATA
生産年月:平成25年産
賞味期限:NO DATA
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:740.6g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.6Bq/kg
セシウム134:<0.4Bq/kg
カリウム40 :20.7±8.2Bq/kg
測定時間:43200秒
重量:740.6g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.6Bq/kg
セシウム134:<0.4Bq/kg
カリウム40 :20.7±8.2Bq/kg
※今年の8月21日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
キャベツにしては、自然放射能が出るんですネ。
返信削除まあ、群馬の物よりは安全かも?。
厚労省の発表では、去年の群馬のキャベツからセシウム合算で
3Bq/Kg出てましたし、134と137がバランスよく出ている
検体も有りましたから、福島のが飛んで行って様です。
勿論ゲルマでの測定です。
Oh!すばらしい企画 Aさま
削除キャベツからも天然核種が出るようですね。
茹でた水からかもしれませんが。
ところで、群馬県産のキャベツ、合算で3Bq/kgほど出ていたのですか。
当方の情報収集不足でした。
ありがとうございます。
茹でた水からでしたら、水は飲めませんネ。
返信削除他に原因が有りそうですネ。
追加情報ですが、
群馬のキャベツは流通品です。
静岡の流通品のキャベツからも出ています。
これは、スーパー等のお店に並んでいる物を
自治体が買って測定したものですので、
こちらのスーパーにも、並んでいた物と同じかも知れません。
Oh!すばらしい企画 Aさま
削除井戸水とか天然核種が結構出てきますよ^_^
それを考えたら、検出されたとは言いましても、とても微量です。
ちなみに、現在井戸水を測定中であったりします。
キャベツはお好み焼きにも使いますので、この時期は注意したいですね~_~;