今後重大な放射能漏れの事態がなく、そして拡散していくことがなければ
瀬戸内産のものも、測定データを残しておくことで安心できるのでは?
と思っています。
そこで手に入りました「干しひじき」。
山口県上関町祝島産です。
対岸の上関町四代田ノ浦に上関原子力発
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。
(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では、
天然核種の「カリウム40」
の検出と判定します。
それにしても見事なカリウム40のピークです。
またそのコンプトン散乱(後方散乱)の影響がかなり出ました。
商品名:干しひじき
産地:山口県上関町祝島
製造者:祝島市場
販売者:祝島市場
生産年月:NO DATA
賞味期限:2014年3月31日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:73603秒
重量:264.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<1.7Bq/kg
セシウム134:<1.6Bq/kg
カリウム40 :2783.6±579.3Bq/kg
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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