きのこ3品目の「エリンギ」の測定結果です。
販売者は「有限会社北村きのこ園」です。
産地は「鳥取県」。
これ以上のことはわからないので、測定あるのみです。
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。
(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では、
天然核種の「カリウム40」の検出
となりました。
ただ、640keV付近に気になるふくらみが見られました。
某所で少し話題になっているところです。以下転載します。
================================
「仮説:644keVにピークは、Bi-214の1155keV-511keVのシングルエスケープではないか?」
疑問点1:
もし、644がBi-214のシングルエスケープであるとした場合、
46.1%の 609keVのBi-214ピークが目立たないのは何故か。
1155keVは、放出割合1.63%であり、放出割合 46.1% の
609keVのピークがもっと目立っても良いように思うのですが。
Bi-214
609.312keV 46.1%
1155.19keV 1.63%
不思議。
================================
悩んでおります。(-_-;)
何か他にも情報があれば求めます。
商品名:エリンギ
産地:鳥取県
製造者:有限会社北村きのこ園
販売者:有限会社北村きのこ園
生産年月:NO DATA
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:612.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.7Bq/kg
セシウム134:<0.6Bq/kg
カリウム40 :64.0±18.1Bq/kg
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
北村きのこ園さんは、平成24年1月18日に放射能検査をやられています。
返信削除定量下限値が20Bq/Kgで、ヨウ素・セシウムは不検出になっています。
緊急にやられていますので、何か有ったのかも知れません。
菌床きのこは、随時測定が必要だと思います。
A
今発見しました。
削除北村きのこ園さんのページからブログに行けましたね。
1回目は2012(平成24)年1月19日
20Bq/kgの定量下限値で。
http://www.kinoko.co.jp/blog/sfs6_diary/778_1.jpg
2回目は2012(平成24)年2月22日
4.0Bq/kgの定量下限値で行ってますね。
http://www.kinoko.co.jp/blog/sfs6_diary/784_1.jpg
共にEMF211のNaIシンチでの測定です。
ちなみに定量下限値とは信頼度10σ(99.9%)での値となりますね。
当方は信頼度3σ(99.7%)での測定を行っています。
きのこ生産資材用のおが粉等は
http://www.kinoko.co.jp/blog/sfs6_diary/776_1.jpg
こちらにありました。
使用量の%は無視してまとめてみますと
おが屑:島根県・岡山県・兵庫県
ぬか:鳥取県・岐阜県・島根県・岡山県・福岡県
ふすま:アメリカ・カナダ・オーストアラリア・滋賀県・北海道・大分
みたいですね。
北村きのこ園
http://www.kinoko.co.jp/index.html
北村きのこ園さんのブログ
http://www.kinoko.co.jp/blog/index.html