本日も、ご依頼のありました食品の測定結果です。今日も昨日の純水に続きまして、水の測定です。
各家庭で手に入ります、水道局の「水道水」です。
純水と比べてどうなのかが気になるところです。
比較するために、取水地域の水道水もPPM値を測定しております。
純水:1PPM
水道水:43PPM
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
よって、セシウム134、セシウム137共に「検出なし」と判断しました。
(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では
天然核種の「鉛214」「ビスマス214」
の検出となりました。
スペクトルを純水と比べると、天然核種の量は水道水の方が多いです。
商品名:水道水
産地:鳥取県
製造者:NO DATA
販売者:NO DATA
生産年月:2013年4月9日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1,066.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.4Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40 :<3.1Bq/kg
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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