2014年10月11日土曜日

重曹・オーストラリア産(2014年)日本ガーリック株式会社

本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「重曹」
産地は、「オースオラリア産」
生産者及び販売者は、「日本ガーリック株式会社」

海外産の重曹となります。
オーストラリア産を愛用されているとのことで、一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。

「日本ガーリック株式会社」
http://www.garlic.co.jp/

「商品のページ」
http://www.nichiga.net/shop/shopdetail.html?brandcode=008000000015&search=&sort=

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:×

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×

ビスマス214
609keV:×
1120keV:×

[トリウム系]
鉛212
239keV:×

アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×

タリウム208
583keV:×
861keV:×

この度の測定結果では

天然核種も不検出と判断いたします。

セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。

結果として、セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40も含めた天然核種・人工核種全てにおいて不検出です。

原料原産地はオーストラリア産とのことですが、
群馬県にある工場で製造されているとのことでご心配されたことと思われますが、
セシウム137及び134共に含まれていないと言えますので、安心して使える重層であると推測されます。
なお、添付している写真の通り、実は1Lに足りておりませんが、
測定中も検出される気配もなく測定下限値も理論上ではありますが、0.2Bq/kg程度まで見ることができております。
測定結果のスペクトルからも、ゲルマニウム半導体検出器による長時間測定でも、
よほど小さな値まで見れない限りは検出されるようなことはないものと考えられます。

商品名:重曹
産地:オーストラリア産
製造者:日本ガーリック株式会社
製造工場:日本ガーリック株式会社
販売者:日本ガーリック株式会社
生産年月:2014年8月1日
入手年月:2014年8月1日
賞味期限:2016年2月
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1056.2
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.2Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:<3.1Bq/kg

※2014年9月9日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします
→「おのみち -測定依頼所-」Facebookページ


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
==========================================================




0 件のコメント:

コメントを投稿