食品名は、「玄米」
産地は、「高知県高岡郡中土佐町大野見」
生産者及び販売者は、「自家産」
2013年産の玄米となります。
福島第一原子力発電所の事故以前、今から10年程前から福島県産の堆肥を使用してお米を作られている実家のお米とのこと。
原発事故があっても堆肥の産地は変えずに作られており汚染堆肥の流通もあり心配なのでとのことで測定のご依頼がありました。
それでは、測定結果です。
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:×
1120keV:×
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
この度の測定結果では
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にはピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
天然核種のカリウム40以外の核種は全て不検出と判断しました。
セシウム137及びセシウム134については共に不検出との結果です。
福島県産の肥料を10年前から使用されているとのことですが、
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、安心して食べることのできる「玄米」であると思われます。
どうしても気になるようであれば使用されている肥料又は田んぼの土壌測定をどうかと提案しております。
なお、土壌測定については採取方法等かなり複雑になっております。
これは統一した採取方法で初めて結果を比べることが可能となりますので、ご了承ください。
商品名:玄米
産地:高知県高岡郡中土佐町大野見
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2013年
入手年月:2013年
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2013年
入手年月:2013年
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:983.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:60.5±16.1Bq/kg
重量:983.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:60.5±16.1Bq/kg
※2014年10月3日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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その2:測定室内の遮蔽状況
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