食品名は、「きゅうり(キュウリ)」
産地は、「埼玉県入間市宮寺」
製造者及び販売者は、「自家栽培」
先日公開しました「きゅうり」と同じ畑で栽培された作物となります。
違いは、塩化カリウム施肥をしたとのこと。違いは出るのか、結果を見比べてみたいとのことでした。
「きゅうり・埼玉県(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/10/2014.html
それでは、測定結果です。
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:×
1120keV:×
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
この度の測定結果では
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果としては、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
結果として、カリウム40の他に検出されたものはないと判断しました。
8月18日に測定しました通常栽培されたキュウリと比べた時、
セシウム137のピークである662keVをよく見てみますと、
前回も今回と同じくピークの確認は出来ませんが、今回の方が更に平らなスペクトルとなっております。
ハッキリと数値が出ているわけではありませんが、もしセシウム137が存在してくるのならば
塩化カリウムを施肥したキュウリの方がより安心して食べることが出来るのではないかなと推測されます。
商品名:きゅうり(キュウリ)・塩化カリウム施肥
産地:埼玉県入間市宮寺
製造者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
製造工場:自家産
販売者:自家産
生産年月:2014年8月23日
入手年月:2014年8月23日
賞味期限:NO DATA
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:991.2g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:40.5±11.8Bq/kg
重量:991.2g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:40.5±11.8Bq/kg
※2014年8月26日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
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今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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その2:測定室内の遮蔽状況
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