食品名は、「玄米」
産地は、「新潟県佐渡市」
製造者及び販売者は、「非公開」
2013年産の玄米となります。
ツイッターで以下のようなツイートがあって気になったとのことです。
https://twitter.com/k2cyan/status/526008421095448578
>検体の玄米は最近大変気に入って食べているものですが、
>ツイッター情報*であらためて心配になり検査を依頼した次第です。
それでは、測定結果です。
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:×
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:×
1120keV:×
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
この度の測定結果では
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137及びセシウム134共に不検出と判断しました。
カリウム40のみの検出と判断しました。
人工核種については、ピークが見えないため不検出と判断しました。
放射性セシウムに関しては検出されるほどのものでもなく、
安心して食べることのできる「玄米」であると思われます。
以下は、twitterに対する回答です。
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基本的にですが、土壌の数値をどのように測定されているのか疑問ではありますが、
もし仮に100Bq/kgの土壌であったとします。
実は宮城県の畑の件で申し訳ないのですが、周りの土壌が1000~2000Bq/kg以上の汚染のところがあるのですが、
畑自体は測定して見ると40Bq/kg程度となったようです。
これは、耕起していることが原因だと。
田んぼについても同じようなことが言えるようで、また水も流れ込んでいますので
経年経過で数値は徐々に下がっていくようです。
ゼオライトを通した水であればその差は顕著なようです。
ですので、まず必要なことは栽培されている田んぼの土壌がいくらなのか。
これが分かれば「有機栽培」での玄米には大体3%程度ほどの移行となるようです。
実際そのような結果となりました。→島根県の有機栽培された玄米より
様々な化学肥料を使用されているのであれば、
例えばカリウム施肥をされていればその移行係数はもっと下がるようです。
また中には田んぼに流れ込む水が汚染されていれば、その入り口のお米の汚染は酷くなるとの話もあります。
今現在、原発事故から3年が過ぎ4年目に入っております。
日本の土壌は粘土質な所が多く、特に川の底の泥は粘土質のようなものが多いと伺います。
1年目では川の水にも若干混じったかもしれませんが、現在では川の底の泥にほとんどが吸着され
川の水に混じることはほぼないと推測されます。
従いまして新潟県佐渡市であれば日本海側ですし、原発事故の影響もほとんど受けていないと考えられることから
今回のツイッターのようなことは起こりえないと推測されます。
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所感:ツイートするのは勝手ですが、嘘情報をばら撒くのは辞めて欲しいですね。
商品名:玄米
産地:新潟県佐渡市
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2013年
入手年月:2014年10月
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2013年
入手年月:2014年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:947.5g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:58.9±15.8Bq/kg
重量:947.5g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:58.9±15.8Bq/kg
※2014年10月29日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
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今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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その2:測定室内の遮蔽状況
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