食品名は「まぐろ油漬(フレーク)」です。ツナ缶と呼ばれるものですね。
製造者は「伊藤食品株式会社」で、
販売者は「こだわりの味協同組合」です。
水揚げは「静岡県焼津港」です。
他にも、
油は、国産の米油、
野菜エキスは、国産(タマネギ、ニンジン、キャベツ)
塩は、沖縄の塩シママース
測定依頼者様から、4缶で700円ぐらいと伺っています。
1缶80gですから、単純計算でも13缶は必要です。
3000円強は測定に必要な金額となりますので、頭が下がる思いです。
しっかりと、間違いのないよう、できるだけ精密に測定をさせていただきました。
とはいっても、温度管理から遮蔽、電圧安定まで出来ることは全部やっていますので、
あとは詰める量でほぼ決まってしまいます。
それでは測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共にピークは確認できませんでした。
よって、セシウム134及び137共に「不検出」と判断しました。
(判定方法)
600keV付近にピークが見えます。が796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・
天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)
「ビスマス214」(ウラン系)
の検出となりました。
安心できるツナ缶です。
商品名:まぐろ油漬(フレーク)
水揚地 :静岡県焼津港
製造者:伊藤食品株式会社
販売者:こだわりの味協同組合
生産年月:2013年
賞味期限:2016年1月29日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1057.0g
測定容器:1Lマリネリ(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.4Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40 :50.3±13.3Bq/kg
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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