2013年11月2日土曜日

ピュアメープルシロップNo.1エクストラライト・カナダ(2012年)株式会社プレス・オールターナティブ地球食

本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「ピュアメープルシロップ・No.1エクストラライト」
産地は、「カナダ」
製造者は、「不明」
販売者(輸入者)は、「株式会社プレス・オールターナティブ地球食」

当方で以前メープルシュガーの測定を行いました。
「メープルシュガー(株式会社メープルファームズジャパン) 」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/06/blog-post_6.html
↓まとめ
「カナダ産」
・メープルシュガー
セシウム137:1.6±0.9Bq/kg(当方)
セシウム137:1.2±0.07Bq/kg(セキュリティートウキョウ様)
セシウム137:2.1±0.4Bq/kg(黒猫様)


以前より、言われておりましたが、メープルシロップはどうなのか?と。
ご依頼者の方から、安心して使用できるメープルシロップはないかとのことで、
数種類のメープルシロップについて、測定のご依頼を頂きました。
ブログでの紹介は不定期になりますが、紹介していきたいと思います。



株式会社プレス・オールターナティブ地球食
http://www.p-alt.co.jp/asante/

商品ページ
http://item.rakuten.co.jp/asante/10000343/#10000343

フェアトレードについて
http://www.p-alt.co.jp/asante/pg171.html
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フェアトレードは、近年の経済活動のグローバル化に伴う大量生産、
大量流通といった仕組みで生まれた、南北問題を解決するための、もうひとつの貿易のあり方です。
私たち第3世界ショップは、フェアトレードに取り組むことで、開発途上国の貧困問題など南北の経済格差の解消を目指し、
生産者の仕事づくりや生活向上を応援していきます。
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それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134は不検出ですが、137は検出と判断しました。


 (判定方法)
600keV近辺に少しだけピークが確認できますが、796keV、802keVにはピークは確認できません。
662keVにははっきりと、ピークが確認できます。

この度の測定結果では・・・

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(微量)(ウラン系)
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)

人工核種
「セシウム137」


の検出と判断します。
セシウム134については、結果からも存在していないと判断します。
したがって、福島第一原子力発電所の事故由来のものではなく、
過去の大気圏内核実験等による影響でセシウム137のみが検出されたのだと推測します。
なお、他に検出と判断した天然核種のウラン系ですが、多量に存在してはいないため
問題はないものと考えられます。




商品名:ピュアメープルシロップ・No.1エクストラライト
産地:カナダ
製造者:NO DATA
製造工場:NO DATA
販売者(輸入者):株式会社プレス・オールターナティブ地球食
生産年月:2012年12月5日
入手年月:NO DATA
賞味期限:2015年12月5日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1338.9
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:1.84±0.658Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:53.0±13.4Bq/kg


※今年の10月7日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 




 

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