2014年2月17日月曜日

信条「人のせいにするな」

本日は測定結果ではございません。
期待していた方にはすみません。


測定を始めるにあたって、大きなことは先日の講演会の中でもお話をさせて頂きました。
講演会の中では少し触れた程度に留めましたが、本当に本当に小さなことなのですが、
どうしてもこれだけは守らないといけないというところから市民測定所を立ち上げる第一歩が始まっています。


今もそうなのですが、測定員の私も妻も共働きです。私よりも妻の方が遅い帰宅です。
時間は決まっておらずいつ帰ってくるか分かりませんので、毎日子どもの保育園までの送迎は私がしております。
仕事から帰ってきたら、子どもを保育園に迎えに行って、小学生の子をおばあちゃん家に迎えに行って、ご飯を作ってミルクを作っておむつ変えてお風呂に入れて寝かして。
という毎日でした。
(今は卒乳し、オムツも終わりました。おねしょが問題なだけです。)

原発事故から半年頃です。
妻が子供を-。
僕の手の中には1歳過ぎたばかりの小さな子供と小学1年生の子供がいます。
僕は子供を守ろうとしました。

「どれだけの放射性物質が入ったものを食べさせているのか分からないし、どうせもうたくさん食べてる。苦しんで死ぬぐらいなら-。」

そう言ってきました。
だから、どんな物を食べているのかハッキリさせるために測定を行う必要がありました。
その測定を始める一つのキッカケになったのが「セキュリティトウキョウ」さんの測定結果でした。
妻がその測定結果だけは信用していたのです。


では、自分も出来るだけ同じ環境にして測定して、機械の限界まで測定したら妻はその結果を信用してくれるのかな。
そうしたら安心してもう、子どもを-と言うことはなくなるのかな。
そういう一心でした。


測定を始めるに至った理由はこれだけです。




よって、自分が測定器を購入して、測定を始めました。
最初は理研に務めている知り合いの方から
「どうして市民が放射能測定できると勘違いしたんだろうね」
と言われました。
なので測定するにあたり、測定器の特性をしっかり調べてどうすれば良いか考えました。
中途半端な結果を出すと妻が信用しないので、極限まで突き詰める必要がありました。
よって、非電化工房にこうしたら良いのでは?とかここを改善して欲しいと要望をよく出します。
本当に非電化工房さんにはお世話になっております。
ただ、NaIの結晶が3インチと大きいものであると、ノイズも大きいため正確な測定をしようとすればとても大変な苦労があると思います。

いろんな方に聞き、いろんな方法を試し、良いと思ったことは何でも取り入れてきました。
今回の「Blendtec」を購入するに至った経緯は単純です。
他所でも使っていて、より良い測定が出来る可能性がある。

可能性を追求して、少しでも安心できる条件を見つけたいのです。
手を休めると、いつまた「子どもを-」という状況になるか分かりません。



また、外食もします。
ご飯を作るのは大変なので、やはりどうしても疲れた時は外食はします。
少しでも子どもの口に入るものに安心を求めたい気持ちはあります。

一般の方から、「安心して飲食できるところを教えてほしい」と問い合わせがあったのがきっかけで、
ベクレルフリーライフさんの活動を知り、こういうことが広がれば安心して食べることのできる飲食店が増えるのではと考えました。
ベクレルフリーライフさんにいろいろと訪ねてみたところ、中国四国地方にもと考えている可能性があると知り、同じような活動が出来ないか動いてみることにしました。

悲しい話です。
なんで妻が子供を-としたのか。
自分のお腹を痛めて頑張って生んでくれた子を-するのか。
気持ちは分かります。分かるからこそ辛い。



「人のせいにするな」

僕の父は白血病で5年の闘病生活の末、亡くなりました。
最後は悲惨な状況です。
立ち上がれず、声も出せず、食べ物も食べれず、目も見えず、内臓はほとんど機能しなくなり、肺にはカビが生えてました。
一度心臓が止まり、心臓マッサージで息を吹き返しました。
父は最後まで泣き言は言いませんでした。
ただ、次に心臓が止まったらそのままにしてくれと言ったと言ってます。
その2週間後に亡くなりました。
5年間看病した母も偉大です。

「人のせいにするな」
自分の信条です。子どもを守れるのであれば、やれることは何でもします。
嫌がられることもしたのでしょう。ですが、今のスタンスを今のところ崩す予定はないです。
なぜなら測定し続けることが「自分の子供を守る」ことになりますから。



今回、

「広島のパクリ野郎」
「模倣ブログ」
「10年に一度のカス」
「粘着」

というお言葉を頂きました。
「広島のパクリ野郎」と言われたら、そうかもしれません。
「模倣ブログ」と言われたら、ハテナ??です。
「10年に一度のカス」と言われたら、子どもを守るために必死な姿がそう映ったのでしたら残念です。
「粘着」と言われたら、facebookの非電化工房のCSKグループを立ち上げた経緯は、当方で高電圧生成機の中身がGS-1100Aであることを確認しましたので、ある方から助言を頂いて注意喚起のために立ち上げました。ですので、全ての投稿にコメントさせて頂きました。それを粘着と言われたのなら寂しいです。
なお、今では高電圧生成機は違うものに変わっております。

ブログのアクセス数はほとんど気にしていません。
そりゃたくさんの方に見て頂けるととても有り難いですが、「見て頂くために始めた」のであり
「アクセス数を出すために始めた」わけではありません。


お目汚しすみません。
決意を新たにするためにも備忘録として書き残しておきます。



測定をすることが、子どもを守ることになります。
そして情報を共有しあい、その先に何があるのか知ろうとすることが大事であると考えております。
「全国市民測定所ネットワーク」に参加し情報交換し、
「みんなのデータサイト」に参加し、測定データを公開していくことが一番大事なことであると考えております。

それは、僕の子供だけではなく、全ての子供に対して言えることだと考えております。
なので、測定依頼を受ければ全力で測定させていただいております。
そこから分かることは徹底的に調べ上げます。それでも足りないこともあります。
やりすぎて妻から苦情が来ることもあります。
なので出来るだけ苦情が来ないよう、出来るところまでやっております。


代表の信恵さんにはいつもお世話になっております。
たまに、自分のやったことが代表の信恵さんの顏にドロ塗ってると妻に言われます。
そう言われて気が付いたときにはすみません。と謝ります。
信恵さんはその度に、優しく微笑んで許してくれます。
本当にありがとうございます。


「おのみち -測定依頼所-」が測定場所を公開しないのは、自分の子供を守るためです。
また測定環境を崩さないためでもあります。

機器は日々変化していきます。
その変化を把握するためにも毎日が戦いです。

地域に「必要」とされ、「信頼」され、「守られる」ことで長く続けていくことが出来ます。
もし、当方のやっていることが間違いだと思われたら遠慮なく申し付け下さい。
子どもを力のある限り、出来る限り守っていきたいと思っておりますのですぐに修正していきます。

子どもを守るためにも、地域の農家の方も守る必要性も感じております。
ですので、農家の方からのご依頼ご相談もとてもありがたく思っております。


今後ともよろしくお願いいたします。


おのみち -測定依頼所-
   測定員 杉原 宏喜

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・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします
→「おのみち -測定依頼所-」Facebookページ


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について


・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について


・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等

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5 件のコメント:

  1. 色々言う人に限って何もしないものです。
    自分の得しか考えない人に限って他人の行動にケチをつけます。

    信実は時に残酷です。
    でも その中にこそ「これからの道が隠されている‥‥」ものです。

    その現実に対して「どう向き合うのか?!」だけが
    自分を何処へ連れて行くのかを決めるポイントだと
    私は思います。

    私はどんなにキツくても前を向く方が好きなタイプです。

    いつもこのブログを見て感謝しています。
    ありがとうございます。

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    1. Nさん
      Facebookで同じようなことを書いていただいた方がいます。
      「ハンナ・アーレント」の映画でも同じような状況があるようです。
      自分の場合、真正面から向き合って対抗していくしか方法がありません。
      今までも、この方と話をができるように周りの方も巻き込みながらお願いしてきました。
      ですが一向に向き合ってもらえず、何かと理由をつけられて今のところ逃げられ続けています。
      仲良くしたいがために測定を始めたわけではなく、子どもを殺して自分も死ぬという状況を打開したいがための測定です。
      これしかなかったというべきか。

      実は海外移住も考えていました。留学も検討しました。
      ニュージーランドで小学校を見学させていただきました。
      中でもフィティアンガの学校とクライストチャーチの学校をお勧めされました。見学したのはクライストチャーチの1校です。
      精神的にも肉体的にも妻一人ではやはり無理かと思ったわけで、そうなると日本国内でどのように生きていくか。
      九州・沖縄への移住も考えました。
      でも、現状が分かっていないのに移住先は本当に安心できるの?
      今住んでいるところはどんな状況なの?比較して安心なの?
      たくさんの葛藤がありました。

      行き着いたのが、時間はかかるけど現状を知るための測定です。

      人に何を言われようが初心はそこです。
      どんな罵声を浴びようが、僕は初心を忘れません。妻からの助言としては「信用を無くすな」でした。
      今回の件は信用問題だと思いますので、ブログにも書かせていただいた次第です。

      全ての人に信用されるというのは無理だと思います。
      全ての人に信頼されるのも無理だと思います。
      全ての人に大切にされるというのも無理だと思います。

      でも、子どもを守るため、子どもたちを守るため、それを追い求めていきたいと考えています。
      コメントして頂きありがとうございます。感謝。

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  2. 某ブログの内容が、まさかこちらのブログのこととは思いませんでした。模倣でも、ぱくりでもないと思います。
    よりよい測定を常に模索されている様子にいつも尊敬しておりました。測定への経緯を知り、まさに必死な心情であったのだろうとわかりました。
    決して信用は失ってはいません。これからもどうぞ信じる道を進んで行って下さい。

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    1. 匿名さま

      ありがとうございます。
      出来ること出来ないことがありますが、出来ることであると判断したならば手を抜かずに突き詰めていっております。
      なぜならば、それがやはり自分に返ってくるからです。

      >決して信用は失っていません。

      心に染み入ります。ありがとうございます。
      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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  3. すばらしい情熱と献身。たいへんありがとうございます。いつも拝見しています。

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