依頼者様からご依頼のあった「米糠(米ぬか)」の測定結果についてです。
産地は広島県尾道市です。
測定結果ですが、スペクトルからも
セシウム137、セシウム134共に「検出なし」と判断しました。
スペクトルからも判定した内容は、
カリウム40によるコンプトン散乱の影響が強く出てますが、セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。
測定時間:43200秒
重量:381.0g
測定容器:全量充填
解析精度:3σ
セシウム137:<1.6Bq/kg
セシウム134:<1.2Bq/kg
カリウム40 :490.4±111.1Bq/kg
米ぬかからは、今までの結果からセシウムが有る場合、玄米の8倍の濃度でセシウムが出ると言われています。
したがって、今回の結果で検出されなかったという事は非常に意味を持つ結果だと考えられます。
玄米換算にすれば限り無く0に近いと言う事ですか。
返信削除この米ぬかで、ぬか漬けを作れば安全で美味し漬物が出来そうですネ。
A
そうですね。玄米としてはこの値の8分の1になると考えられますので、
削除限りなく0に近いと言えると思います。
主食となるお米についても、原発事故以前程度の汚染ではないかなと考えられるところです。