2013年2月18日月曜日

測定までの流れ

初めて当測定所をご利用される方のためと、
実際、どうやって容器に詰めていくのか参考のために、
出来るだけ分かりやすくを心がけて「測定までの流れ」を作成してみました。



(1)食品を細かく粉砕等する(できるだけ細かくして持参してください。)
今回は粉砕の必要がない「玄米」を用いて説明をしたいと思います。
1~2cm角であれば何とか入りますが、
小さく刻んでからお持ちくださいますようよろしくお願いします。















(2)次に容器を詰めるのに必要な道具を用意します。
左から、
ポリ袋No15(内袋用)、マリネリ容器1L、プラスティック割り箸1本、
電子量り、プラスティック手袋、ポリ袋No17(外袋用)
となっています。当依頼所にはこれら全て用意していますので
測定を依頼する食品を細かく粉砕する等して、常温にして持ってきてください。















(3)まず、食品を詰める前に、
マリネリ容器+ポリ袋No15(内袋)の合計の重量を量り記録します。・・・①の重さとします。
重量は「156~158g」の間になると思います。















(4)マリネリ容器を、保護するためにポリ袋No15を容器の中に入れますが、
その前に、必ず利き手にプラスティック手袋をはめてください。
これは手についている雑菌などが食品に付くのを防ぐためです。
(雑菌が食品に付いてしまうと、発酵する等が考えられるためです。)















(5)ではまず、内袋を容器に入れるのですが、
そのまま入れたのでは容器の形に沿って入ってくれません。
容器の形に沿ってはいっていないと、食品を詰める際に、
底が浮いてしまい正しく測定することが出来なくなってしまいます。


なので、まず、内袋の端をそれぞれつまみます。














そして端と端を合せてポリ袋の中でつまみます。














その状態で容器の中央に乗せます。














もう片方の手で中央を抑えポリ袋が広がらないようにして、
容器の底面に合わせて形を作ります。














できたら、容器の端に合わせて外側にポリ袋を折り曲げます。
これで食品を詰める準備ができました。














(6)極力隙間を作らないようにしながら、少しずつ食品を加えていきます














(7)まず入れるだけでは綺麗に入りません。














そこで使用するのが、プラスティック割り箸です。
箸の持つ側にある平らな面を使い、少量入れた状態で底から形を整えていきます。
この時、無理やり押し込むとポリ袋が破れたり、
底まで入らなくなったりしますので、ゆっくり丁寧に押し込んでいってください。














(8)ここまで入れることが出来たら、約600ml詰めることができています。
この状態ですと、「半量充填」で測定することも可能になります。














これが横から見た状態になります。(半量充填)














(9)ここまで詰めると「全量充填」での測定となります。容量は1000mlです。
全量充填で測定した方が正確な値が出ますので、
量が確保できる場合は出来るだけ詰めていただくようお願いいたします。














(10)外側に折り曲げていたポリ袋を戻します。




 















(11)プラスティック手袋を、マリネリ容器等を汚さないように脱ぎます。












 
 
そして素手でポリ袋の口を捻じります。
その際、中身が出てきそうな食品の場合は、捻じった袋の口を輪ゴム等で封します。














蓋をして・・・














総重量を記録します。・・・②の重さとします。

①「容器+ポリ袋No15」の重さ
②「容器+ポリ袋No15+食品」の重さ

ですので、②-①で食品の重さを記録します。
今回は 1123g-157g=966g となりました。














(12)最後にポリ袋No17で容器全体を覆って終了です。
お疲れ様でした。















食品を容器に詰める際、できるだけ詰めるほど「正確」で「小さな値」まで
測定することが可能になります。
容器を壊さない程度に、出来るだけ詰めていただくようお願いいたします。

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