2013年2月19日火曜日

原木しいたけ(広島県神石郡産)

依頼者様からご依頼のあった「原木しいたけ」の測定結果についてです。
産地は広島県神石郡神石高原町です。


測定結果とスペクトルから判定した結果、
セシウム137、セシウム134共に「検出なし」と判断しました。

スペクトルから判定した内容は、
カリウム40によるコンプトン散乱の影響が少しありますが、セシウム134及びセシウム137共にピークは確認できません。

なお、全国的にも椎茸は原発事故以前の核実験の影響等により、セシウム137の検出
がされやすい食品との認識があります。
この度は、誤検出を避けるためにも12時間測定をさらに伸ばし、30時間測定という限界に近いまで測定を行いました。
検出無しでした。安心して食べることの出来る椎茸であったと思います。

測定時間:108000秒
重量:220.0g
測定容器:全量充填

解析精度:3σ
セシウム137:<1.5Bq/kg
セシウム134:<1.2Bq/kg
カリウム40 :137.1±39.8Bq/kg


(ご質問がありましたので追記いたします:平成25年2月19日22:20)
原木及び菌ですが、全て広島県神石郡神石高原町産ということです。



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