測定品名は、「水道水(旧水道)」
採水地は、「山梨県南都留郡富士河口町」
採水日は、平成25年8月です。
現在は使用されていないとのことですが、
15年以上前の水道管の上水道とのことです。
現在飲まれている、上水道と何か違うのか?
不安に感じたので測定してみたいとのことでした。
それでは、測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は共に不検出と判断しました。
(判定方法)
6050eVにごく微量ですがピークが確認できますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVには、ピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・
天然核種
「鉛214」(微量)(ウラン系)
「ビスマス214」(微量)(ウラン系)
の検出との結果となりました。
セシウム137のピークは確認できないため、誤検出されております。
15年以上前の上水道で、水道管が古いとのことですが、
放射性物質は、天然核種が微量検出されたようです。
前回、測定依頼を受けました水道水と比べてみますと、
旧水道の方が、やはり少しだけ天然核種が出ているようです。
前回の、水道の検査結果はこちらになります。
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/08/blog-post_15.html
当方で先日測定しました尾道市の井戸水と比べると、大丈夫だとは思います。
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/08/blog-post_30.html
ですが、旧水道のものをすすんで飲まれる必要性はなさそうです。
商品名:水道水(旧水道)
産地:山梨県南都留郡富士河口町
製造者:不明
製造者:不明
販売者:不明
生産年月:平成25年8月
賞味期限:NO DATA
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1001.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:0.6±0.5Bq/kg(誤検出)
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:<3.2Bq/kg
測定時間:43200秒
重量:1001.1g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:0.6±0.5Bq/kg(誤検出)
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:<3.2Bq/kg
※今年の8月30日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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