2013年12月17日火曜日

生しいたけ・鳥取県八頭郡八東町(2013年)

本日も、ご依頼のあった食品の測定結果についてです。
食品名は、「生しいたけ」
産地は、「鳥取県八頭郡八東町」
製造者及び販売者は、「非公開」

地元の方のしいたけは、どうなのか。
鳥取県でとれたコウタケからセシウム137が検出されたこともあり、心配になったとのことでのご依頼でした。

参考:座間放射能測定室さんから
「茸を考える 」
http://blogs.yahoo.co.jp/zamasokutei/10182809.html


それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。


(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにも、ピークが確認できません。


この度の測定結果では・・・

天然核種
「カリウム40」

のみの検出と判断します。

お送りいただきました「生しいたけ」ですが、
容器の底からしっかりと詰めていきましたら、少し量が足りませんでした。
しかし結果としては1.0Bq/kg以下まで見ることができております。
測定の途中経過でもセシウムが検出されるような気配はなく、スペクトルから判断しましてもセシウムは無いと言っても良い結果となっております。
しいたけは、セシウム137だけでも検出されることも多いですので、
今回の生しいたけは、貴重な安心して食べれる生しいたけであると思われます。



商品名:生しいたけ
産地:鳥取県八頭郡八東町
製造者:非公開
 
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2013年
入手年月:2013年10月
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:479.1
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)

解析精度:3σ
セシウム137:<0.8Bq/kg
セシウム134:<0.7Bq/kg
カリウム40:71.7±21.7Bq/kg

 ※今年の11月13日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 

 

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