2014年9月29日月曜日

レポート:みんなのデータサイト「~知ろう!測ろう!つながろう!~市民によ る東日本土壌ベクレル測定プロジェクト&Newサイトお披露目会」

本日は昨日開催されました「みんなのデータサイト」に関するレポートとなります。

みんなのデータサイト
「~知ろう!測ろう!つながろう!~市民による東日本土壌ベクレル測定プロジェクト&Newサイトお披露目会」
日時:2014年9月28日(日)13:30~17:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6F G-SEC Lab

10:00
午前の部
あいさつ

自己紹介
21測定室中19測定室の参加
測定機器扱いの問題
精度の問題

10:30~
土壌測定の話→大沼さん
岩手316か所
雨のあと濁った川の水から出ることはある
土の観測が大事になってきている
土壌測定→天然核種も豊富→メーカーに改良を提案も

菅波さん
サンプリング、測定は分担してやっていかないといけないだろう
測定する協力者の呼びかけ
サンプリングする方の呼びかけ
1検体2000円+送料
助成金を取ってカバーする等も検討

測定費用→いわての時は無料だった
試料は送り返す
測った後の土壌の行先は?
どの容器で測定していくのか→空間線量で分ける等
空間線量0.1μSv/h増える毎に約1000Bq/kg増えていくと考える
高い数値が出そうな検体の場合の取り扱い
過去の土壌データをみんなのデータサイトからみれるようにも
1つの都道府県で300検体程度みるのも良いのかと

測定機器、精度の話
入力の話
測定所の運営の話

13:00開場
13:30開会
1)みんなのデータサイト・リニューアルの解説
みんなのデータサイト立ち上げの経緯
英語サイト
食品検索の方法
期間検索の変更
文字列検索
土壌測定プロジェクト
測定室情報
放射能関連情報
応援・寄付等

2)「市民による東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」についての発表・概要説明、協力団体より
(子ども全国ネット)
これからは土壌測定を行っていく必要性
岩手県の例
地上5cmの空間線量から土壌中放射性物質濃度は比例する
含水率の問題とサンプリング日の決定
サンプリング地点の記録
岩手県の市民グループと協同で土壌調査2012年6月~
東京の土壌から600~700検体ほど測ってきたが、どこを測っても必ずセシウムが出る
そういう場所で子どもたちが遊んでいる
子ども全国ネットから
一人が5か所×100人で500か所→できるのではと

Q&A
農地の件→田んぼの周りとか畔とか
データは集める
特異点の話
HSFの話→どこの土を採るのか平均的なものを見つけるのに利用できそう
自治体との関係
採集した後の土のこと
測るということ、知るということ、共有していくということ

3)成果発表―「広範囲単品測定プロジェクト2014」(タケノコ・しいたけ)の解析報告
原発事故以前のデータ検証
たけのこ、椎茸のこと
現在までに入力されているデータのまとめ

Q&A
キノコととかに付け加え
落ち葉とかが落ちて今年のキノコは昨年より上がっているというデータもある
β線測定のこと

4)交流フリータイム
一部測定室がブースを出した
興味のある測定室に立ち寄って頂いたり、参加者同士で話をしたり、名刺交換をしたり、自由に交流した時間

5)閉会の言葉

レポートここまで

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本日より、当方の土壌測定について、今後の土壌採取方法を「みんなのデータサイト」に提供できる方法に変更いたします。
今まで通りの採取方法では、データに統一性が持たせることができないため、基本的にはお受けしないこととなりますことをご了承ください。
また、利用料を2000円+α円に改訂いたします。
2,000円の内訳は、運送料500円、消耗品300円、ひなの会への寄付200円、みんなのデータサイトへの寄付1,000円です。


以下、土壌採取方法について転記いたします。

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「土壌採取マニュアル」
http://www.minnanods.net/soil/samplingmanual.html

原発事故により地表に降ったセシウムなどの放射性物質は、雨などで徐々に土中にしみ込んだり流れたり、また風などによって
運ばれて移動しています。
土中にしみ込んだ放射性物質は、東日本の標準的な土質では、現在のところ、地表からおよそ5センチメートル以内に
大部分がとどまっていることがこれまでのさまざまな調査で分かってきています。

汚染度の高い表面付近のみを取れば数値は高く、地中深くまで掘って汚染度の低い土と混ぜれば、数値は低くなる傾向があります。

このように、採取する時に掘る深さや掘る形などの採取条件が異なってしまうと、現実の数値とは大きくかけ離れた数値になってしまう
こともあり、汚染状況を把握したり、横並びで比較することが難しくなってしまいます。

そこで、このプロジェクトでは、採取の深さや手順を統一化して,プロジェクトとしての標準的なやりかたを定めました。
このやり方で採取を行えば、たくさんの地点で、色々な人が採取した土壌でも、数値を比較することができます。


採取のポイントは以下のようなものです
 
 ○晴れが3日以上続いた日に採取を行う
 
 ○空間線量計を用いて、大まかな線量を把握し、極端に線量が高いホットスポット(特異点)、たとえば雨樋の下や側溝に溜まった土や苔
  などの特殊な地点ではない土壌を採取します。

 ○地表から5センチメートル、縦10センチメートル、横20センチメートルほどの直方体できっちりと採取します。

 ○GPS(緯度・経度)情報を記録し、あとから地図化できるようにします。


このマニュアルは、「プロジェクト・いわて」の資料を参考に、自分たちでも実際に採取の練習をしながら、
初めての方にもわかりやすいよう心がけて作成をしました。
写真を多く使いながら、使用する用具や、手順を解説しています。

ご不明な点がありましたら、どうぞお問い合わせください。

<土壌採取マニュアルPDF>

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「野帳・伝票」
http://www.minnanods.net/soil/yacho.html

土壌を採取する際に必ず必要な、野帳(フィールドノート)と伝票(標本ラベル)です。
マニュアルと同時にダウンロード、印刷をお願いします。

野帳とは、野外での調査活動などの際に使うもので、現地で書き込みます。その場でしか分からないこと、細かいことまで
必要なことが記載できるようになっています。 
測定時の入力項目としてやその後のデータ化に必要な情報であることは勿論、測定していて疑問点が出て来た時や、のちのち他の地点とのデータを見比べた時に
現場の様子を詳しく知りたいとき、この野帳を振り返ることで現場の状況を推し量る「おおもと」となるものです。


・野帳はA4版で、1地点に1枚必要です。採取する地点数分をコピー、印刷してお使いください。

・伝票は4枚の伝票をA4 で1枚にまとめました。必要枚数をコピー、印刷して、4つに切ってお使いください。
 (伝票は、油性ペンでお書きください)

  <野帳と伝票の用紙PDF>


・また、野帳と伝票の記入方法の説明書があります。こちらも印刷してご覧ください。

 <野帳と伝票の書き方のPDF>

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どうぞよろしくお願いいたします。


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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
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その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
その2:測定室内の遮蔽状況

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