2014年9月25日木曜日

土壌(自宅の庭(B))・愛知県(2014年)

本日も、ご依頼のありました土壌の測定結果についてです。
採取地は、「愛知県西三河」

愛知県西三河にあります、自宅の庭(B)となります。
その他に、畑の土(C)がありますが、全て同じ地域のものとなります。

先日公開しましたのはこちら
「土壌(畑の土(A))・愛知県(2014年)」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/09/a2014.html

※現在みんなのデータサイトでは、土壌測定のマニュアルを作成中です。
その中に採取方法が詳しく記載されております。
測定マニュアルが完成後は、採取方法をマニュアルに沿った測定データのみ公開とさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

それでは、測定結果です。

 (判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:○
796keV:×

セシウム137
662keV:×

カリウム40
1461keV:○

[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:○

ビスマス214
609keV:○
1120keV:○

[トリウム系]
鉛212
239keV:○

アクチニウム228
338keV:○
911keV、965keV:○

タリウム208
583keV:○
861keV:○

[その他]
ベリリウム7
478keV:×

この度の測定結果では

天然核種
「カリウム40」
「鉛214」(ウラン系)(微量)
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
「鉛212」(トリウム系)
「アクチニウム228」(トリウム系)
「タリウム208」(トリウム系)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keVにはピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
結果としては、
セシウム137及びセシウム134共に誤検出であり、不検出と判断しました。

カリウム40の他に天然核種としてトリウム系に加えて微量のウラン系が検出されております。
人工核種としてのセシウム137及びセシウム134については、ピークが確認できないことから不検出です。
結果として汚染も確認できないことから、とても良い庭なのではないかなと推測されます

品名:土壌(自宅の庭(B))
採取地:愛知県西三河
採取年月:2014年8月1日
入手年月:2014年8月1日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:120.8
g
測定容器:V-7容器(85ml)
解析精度:3σ
セシウム137:<2.0Bq/kg(12.7±4.65Bq/kg:誤検出)
セシウム134:<2.0Bq/kg(19.9±6.18Bq/kg:誤検出)
カリウム40:758±180Bq/kg

※2014年8月12日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。

==========================================================
・Facebookファンページについて
おのみち -測定依頼所-」のFacebookのファンページを作成しました
皆様の「いいね!」をよろしくお願いいたします
→「おのみち -測定依頼所-」Facebookページ


・利用料等の口座を開設しました
トラブル防止のため、利用料等は口座振り込みをご利用ください
「利用料口座の開設」と「広告用チラシの刷新」について

・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について

・非電化工房へ長時間測定についてお問い合わせ内容等
==========================================================




0 件のコメント:

コメントを投稿