食品名は、「全粒粉」
産地は、「岩手県」
製造者及び販売者は、「東日本産業株式会社」
先日に引き続き、同会社の全粒粉となります。
「全粒粉3B・岩手県(2014年)東日本産業株式会社」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/09/3b2014.html
全粒粉3Bと今回の全粒粉の違いは、共に南部小麦を一本挽きした全粒粉なのですが、
3Bのものは、ふすま粒子が1~2mm(粗挽きタイプ)とのことです。
それでは、測定結果です。
(判定方法:スペクトルからのピーク)
セシウム134
605keV:△
796keV:×
セシウム137
662keV:×
カリウム40
1461keV:○
[ウラン系]
鉛214
242keV、295keV、352keV:×
ビスマス214
609keV:△
1120keV:△
[トリウム系]
鉛212
239keV:×
アクチニウム228
338keV:×
911keV、965keV:×
タリウム208
583keV:×
861keV:×
この度の測定結果では
天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」(ウラン系)(微量)
の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにピークが確認できません。
セシウム134については、605keV付近にはピークが確認できますが、796keVにはピークが確認できません。
よって共に不検出と判断しました。
結果として、安心して使うことの出来る「全粒粉」であると考えられます。
全粒粉3Bの結果と比べますと、こちらの小麦粉の方が良いかなと推測されます。
ただ全粒粉3Bの結果は、疑いということですので必ず存在するというわけではありません。
しっかりと長い時間をかけてゲルマニウムで測定することでハッキリするとは思います。
商品名:全粒粉
産地:岩手県産
製造者:東日本産業株式会社
製造工場:東日本産業株式会社
販売者:東日本産業株式会社
製造工場:東日本産業株式会社
販売者:東日本産業株式会社
生産年月:2014年
入手年月:2014年7月
賞味期限:2014年8月10日
賞味期限:2014年8月10日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:892.4g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:80.0±20.5Bq/kg
重量:892.4g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:80.0±20.5Bq/kg
※2014年7月21日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
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今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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その2:測定室内の遮蔽状況
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