2013年10月14日月曜日

カツオ・長崎県沖(2013年)高知県中央卸市場・石黒水産

本日も、ご依頼のありました食品の測定結果についてです。
食品名は、「カツオ」
産地は、「長崎県沖」
製造者及び販売者は、「高知県中央卸市場・石黒水産」

カツオは回遊魚ですし、みなさんとても気にされております。
この度、九州方面で採れた現状のカツオの状況を知りたいとのことでのご依頼です。
明日は、鹿児島沖のカツオについてアップしたいと思います。


それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137は不検出と判断しました。


(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークは確認できません。
662keVにも、ピークは確認できません。

この度の測定結果では・・・

天然核種の
「カリウム40」

のみの検出と判断します。
心配されていたセシウムについてですが、出る気配はまったくなく、ピークも確認できません。
また、今までの経験上、このようなスペクトルであれば、セシウムがあったとしても0.1Bq/kgも存在しないのではないかなと考えられます。
とても良いカツオであると思われます^^




商品名:カツオ
産地:長崎県沖
製造者:高知県中央卸市場・石黒水産
製造工場:NO DATA
販売者:高知県中央卸市場・石黒水産
生産年月:2013年9月20日前後
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:1213.6
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:103±24.0Bq/kg


※今年の9月24日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 


 

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