2013年10月28日月曜日

南部小麦・岩手県産(2013年)

本日は、以前懸念が出まして、別途現状を確認しました食品の測定結果についてです。
食品名は、「南部小麦」
産地は、「岩手県」
製造者及び販売者は、「非公開」

 小麦が本当に怪しいのか、とにかくチェックしていくということで、
当方でも、確認がしたかったため測定させて頂きました。


それでは、測定結果です。

測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。


(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークは確認できません。
662keVにも、ピークが確認できません。

この度の測定結果では・・・

天然核種の
「カリウム40」


のみの検出と判断します。
測定途中においてもセシウムが出る気配はなく、
結果からも問題のないとても良い小麦であると思われます。
もし、検出されたら別の測定器でも検出可能な範囲でチェックした方が
良いかなとの考えから、測定時間は10800秒(3時間)としています。
もう1品ありますので、その結果は明日、公表したいと思います。




商品名:南部小麦
産地:岩手県
製造者:非公開
製造工場:非公開
販売者:非公開
生産年月:2013年7月1日
入手年月:2013年10月5日
賞味期限:NO DATA
ロットナンバー:20130701
測定時間:10800秒
重量:1002.5
g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.7Bq/kg
セシウム134:<0.6Bq/kg
カリウム40:26.7±11.2Bq/kg


※今年の10月6日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
 



 

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