某所で話題になっていましたので、当方より問い合わせをさせて頂きました。
その回答について一部修正しておりますが、ほぼ原文ままを、
株式会社 純正食品マルシマ
http://www.junmaru.co.jp/
販売店舗
http://www.maru-shop.jp/store/#menu2
オンラインショップもございます。
http://www.maru-shop.jp/
次の内容にて、
株式会社 純正食品マルシマ様へお問い合わせをしました。
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いつもお世話になっております。
広島県尾道市で放射能測定を行っております「おのみち -測定依頼所-」の○○といいます。
この度、お問い合わせをさせて頂きましたのは、御社製品で有る方からの次のことをお伺いしました。
「尾道に引っ越してきて以来たびたび買っていた自然食品屋のマルシマさん。
地元の自然食品屋だからと、普通に信用して使っていた有機国産醤油の原料の小麦粉は岩手産だと知った。
いつも買ってるマルシマの有機米酢ついて聞いてみたところ、お米の産地は3つあり、秋田と大分とあともうひとつ。
今販売されている米酢はどこの産地のものなのか、今すぐには分からない。
尾道の会社が西日本の原材料を使うと勝手に思い込んでいたら、この現実。
自然食品屋なのだから、もちろん放射能対策にも気を使っているだろうとゆう勝手な思い込みがあった。」
当方では、放射能測定をおこなっていることもあり、いろいろな相談を受けることもあります。
今後、マルシマさんはどう考えておられるのか伺いたく、問い合わせさせていただきました。
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上記、当方からの問い合わせを受けてのマルシマ様からの返信です。
↓
おのみち -測定依頼所
○○ 様
はじめまして。マルシマ 商品部の◯◯と申します。
お世話になります。
岩手産小麦につきましては震災前のものを使用しています。
現在の放射能に対する取り組みを記しますので宜しくご査収下さい
福島第一原発事故による放射性物質の拡散によって食品の安全性の
現在の放射能汚染に対する弊社取
現在弊社ブランド製品に関しまして下記の放射線調査対象地域(1
代替が無く、対象地域の原料を使用する場合及び対象地域での製造
放射線性物質が不検出である事を確認後に使用
また海産物(鰹、さば、煮干、昆布、ひじきなど)に関しましては
メーカーが行っている
産地が特定できない、安全性が確認できない原料を使用した製品に
また原料の配合率が5%未満の場合、また精製、洗浄、希釈などの
(※検査対象放射線:セシウム134.セシウム137)
未だに原発事故は収束せず、汚染は拡大していますので安心には程
内部被曝などの2次放射能被害を
何卒宜しくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
敬具
記
※対象地域 青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、
群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、山
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
株式会社 純正食品マルシマ
商品部 ○○
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上記回答を受けての、当測定依頼所から返信しました内容です。
↓
いつもお世話になっております。
おのみち -測定依頼所-の○○です。
先日、ご回答を頂きました内容について、こちらからも返信をしたところですが、
一つだけ言い忘れていたことがありました。
3.11原発事故以前の食品中のセシウム137について、まとめられているサイトがあります。
→ようこそ「日本の環境放射線と放射線」へ
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/com_s_index
こちらのサイトの
「データを活用する」↓
「食品と放射能」↓
「日常食」↓
「Cs-137にチェックし,次へ進む」↓
「全国を選択をクリックし,OK」↓
「経年変化データの検索結果を表示するをクリック」
とすると,現状検索できる最新データをみることができます。
このデータは「Bq/人日」ですので、1日に摂取するセシウム137の平均値が表示されています。
データによると、約50年間の平均は「0.19Bq/人日」です。
セシウムに対しては、事故以前から摂取していた事実がありますが、
当方では、事故後も事故前と同じぐらいの摂取にとどめるべきとの考えです。
ですので、当方では原発事故以前の一日平均で取得していた数値を目標としています。
従いまして、一食当たり約0.06Bqが基準と考えております。
>代替が無く、対象地域の原料を使用する場合及び対象地域での製造品においては放射
>性物質検査を検出限界10Bq/kg以下にて実施し、放射線性物質が不検出である
>事を確認後に使用、また流通する事とし、安全確保に努める所存です。
上記のようなマルシマ様のお考えでは、当方で考える事故前の基準が満たせるかどうかは実は疑問です。
もし、10Bq/kgぎりぎりの食材を用いて商品を製造された場合、
その商品のセシウム含有量については、それだけでは不明です。
しっかりと含有量を見ていただき、
一日当たりの使用限度を考えることのできる機会を与えていただければと考えている所存です。
→商品毎に、使用原料の測定結果や商品の測定結果等を公表して頂けると助かります。
セシウムは重金属ですし、その影響がはっきりとわからないことと、
また、セシウム137は放射性物質ですから閾値はないとの考えもあることから
ここまでなら大丈夫という考えで摂取すべきではないと判断しております。
なお、マルシマ様では放射能測定を行う対象地域として次のように回答されましたが、
>※対象地域 青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、栃木県、茨城県、
>群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、
> 山梨県、静岡県、
当方でも、西日本の土壌は、今回の事故では比較的汚染も少なく、
安心できる土地であると考えていますが、汚染堆肥が流通していることが、
他の市民測定所でも確認されております。
(関西圏の測定所では、数件発見されました。)
堆肥の基準値は400Bq/kgです。関西圏で発見されたのはいずれも200Bq/kg以下ですので、おとがめなしです。
こういった堆肥が流通することによって、西日本の土壌も少しずつですが、
確実に汚染は広がってきております。
自家栽培や、地元産の野菜等とはいっても、その農家さんがどこまで意識をもって
堆肥などを使用されているかまでは不明です。
もし、本当に対象地域以外は安心と決めておられるならば残念なことです。
海の汚染もありますし、今後どのようになっていくのかしっかりと日々見ていっていただきたいと切に願っております。
難しい部分ですが、ストロンチウム90の問題もあります。
こちらは、これから問題になっていくのではと考えております。
参考までに、当方が把握している数値を記載しておきます。
※共に2013年8月現在の情報
おおむねの土壌の汚染比
セシウム137:ストロンチウム90=1000:1
おおむねの海水の汚染比
セシウム137:ストロンチウム90=1:1
すみませんが、上記に対する回答もぜひいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
おのみち -測定依頼所-
○○
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上記返信を受けての、マルシマ様から頂きました返信の内容です。
↓
おのみち -測定依頼所- ○○ 様
お世話になります。
色々な情報を頂き、ありがとうございます。堆肥の問題は初耳であ
検査結果のホームページ掲載については現在検討中でありますが被
貴所の基準はクリアできませんが現在、検出限界値も徐々にではあ
回遊魚である「かつお」を使用した製品については検出限界値1~
ベラルーシでは1ミリシーベルトの地区でも障害が発生していると
小企業である弊社では限界もありますが原発反対、放射能汚染を拡
またたぶん今の世界では放射線の影響は避けられないと思っていま
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株式会社 純正食品マルシマ
商品部 ○○
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上記を受けて当方からの返信です
↓
株式会社 純正食品マルシマ
商品部 ○○ 様
いつもお世話になっております。
おのみち -測定依頼所-の○○です。
ご返信いただきありがとうございました。
大変参考になりました。
この度の未曽有の原発事故では、今後どう対応していけばよいか、
正解はないと考えております。
ですので日々、勉強したり考えていくことが大事であると感じております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
おのみち -測定依頼所-
○○
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上記を受けてマルシマ様からの返信です
↓
おのみち -測定依頼所- ○○ 様
お世話になります。
○○様のおっしゃる通り放射線の内部被ばく、低レベルの被ばくについては
よく解ってないというか政府として進めないと思われます。
従いまして自分から情報を集めるしかない状況だと思っています。
こちらこそ今後とも宜しくお願いします。
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株式会社 純正食品マルシマ
商品部 ○○
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原発事故以降、いろんな場面で考えさせれらることが増えてきております。
当依頼所の代表の信恵が、立ち上げ当初より述べております。
「農薬、添加物、遺伝子組み替えなどとともに、放射能問題も身近に考え、健康、命を第一に考えていきましょう。」
これからを生きていくうえで、今の大人は子どもたちにどんな背中を見せることが出来るのでしょうか。
福島原発事故前は、このメーカーの製品を買っていたのですが、放射能の対応が遅いので、
返信削除2011年中に他の無添加食品で放射能測定をされているメーカーに変えました。
OH!すばらしい企画 脊尾さま
削除いろいろと動き出していただいている印象は受けていますので、
いろんな場面で、支援していくことができれば良いなと考えております^^;
放射能測定の対応が遅いです。
削除金より命の視点に立てば、今は、このメーカー使えません。