食品名は、「こうや豆腐(お特用折れ)」
産地は、「アメリカ産」
製造者及び販売者は、「旭松食品株式会社」
こうや豆腐が食べたいけれど、製造地には東日本が多いとのこと。
大豆の汚染も気になるので、一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。
電話確認では、こうや豆腐はアメリカ産の大豆を使用とのことですが、
同じ製造ラインで茨城県と大分県の大豆を使用して生産されているとのことです。
(2014年1月末現在)
「旭松食品株式会社」
http://www.asahimatsu.co.jp/index.html
それでは、測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。
(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・
天然核種
「カリウム40」
のみの検出と判断します。
セシウム137について、結果として「不明瞭(測定時間不足)」となってはおりますが、
セシウム137及び134共に測定途中でもピークは確認できませんでしたし、結果からもピークは確認できません。
よって、共に不検出と判断させて頂きました。
(※ここからは補足です。どうしようもない部分ではあると思いますことを申し添えておきます)
誤差の範囲ではあると考えるのですが、ごくわずかセシウム137だけピークがあるようにもみえます。
あったとしても0.1Bq/kgもないものと思われます。
どの程度の汚染か考えた時、原発事故以前の汚染と比べた時、そこまで変わらないものであると考えます。
商品名:こうや豆腐(お特用折れ)
産地:アメリカ
製造者:旭松食品株式会社
製造工場:旭松食品株式会社AI(長野県)
販売者:旭松食品株式会社
生産年月:NO DATA
入手年月:2014年
賞味期限:2014年6月2日
ロットナンバー:NO DATA
測定時間:43200秒
重量:444.0g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.6Bq/kg
セシウム134:<0.6Bq/kg
カリウム40:25.0±12.7Bq/kg
※2014年2月3日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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