食品名は、「おから」
産地は、「アメリカ産」
製造者及び販売者は、「非公開」
以前アメリカ産のスライスアーモンドから微量のセシウム検出との話をしました。
このおからをドーナツにして子どもに食べさせているとのこと。
アメリカ産でも気になってしまったので、一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。
「スライスアーモンド・アメリカ産（2013年）株式会社タイセイ」
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2013/10/2013_31.html
それでは、測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。
（判定方法）
600keV付近に少しピークが確認できますが、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できせん。
この度の測定結果では・・・
天然核種
「カリウム40」
「ビスマス214」（ウラン系）（微量）
「タリウム208」（トリウム系）（微量）
の検出と判断します。
昨日のおさかなソーセージと同じく、セシウム137及び134共に測定途中でもピークは確認できませんでしたし、結果からもピークは確認できません。
また、前回測定させて頂きました高野豆腐と比べてみましても、セシウム137のエネルギーである662keVに今回はピークらしきものすら確認できません。
よって、共に不検出と判断させて頂きました。
なお、こちらのおからについても天然核種として、ウラン系とトリウム系が微量検出されておりますが、微量ですので問題はないものと考えられます。
商品名：おから
産地：アメリカ産
製造者：非公開
製造工場：非公開
販売者：非公開
生産年月：（製造）2014年2月6日
入手年月：2014年2月6日
賞味期限：NO DATA
ロットナンバー：NO DATA
測定時間：43200秒
重量：681.3g
測定容器：1Lマリネリ容器（全量充填）
解析精度：3σ
セシウム137：＜0.4Bq/kg
セシウム134：＜0.4Bq/kg
カリウム40：93.0±24.5Bq/kg
※２０１４年２月１２日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体（このロット）を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その１：「おのみち －測定依頼所－」の測定室の環境について
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
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