食品名は、「ノンアルコールビール・アサヒドライゼロ」
産地は、「不明」
製造者及び販売者は、「アサヒビール株式会社」
ノンアルコールビールですが、良く飲まれるとのこと。
一度見ておきたいとのことからのご依頼でした。
「アサヒビール株式会社」
http://www.asahibeer.co.jp/
「アサヒ「ドライゼロ」の商品ページ
http://www.asahibeer.co.jp/dryzero/
アサヒビールには次のようなコンテンツもありました。
「放射性物質に関する品質保証体制について」
http://www.asahibeer.co.jp/info/20120301.html
(※一部抜粋)
2014年2月28日現在、最終製品検査において、放射性物質は検出されていません
(検出下限:10Bq/kg)。
とのこと。
下限値は高いですが、ゲルマニウム半導体検出器で測定しているようです。
それでは、測定結果です。
測定結果及びスペクトルから判断した結果、
セシウム134及び137共に不検出と判断しました。
(判定方法)
605keV、796keV、802keVにはピークが確認できません。
662keVにもピークが確認できません。
この度の測定結果では・・・
天然核種も不検出と判断します。
途中経過においてもセシウム137及び134共に検出されるような感じはありませんでした。
安心して飲むことの出来るノンアルコールビールであると思われます。
商品名:ノンアルコールビール・アサヒドライゼロ
産地:不明
製造者:アサヒビール株式会社
製造工場:アサヒビール吹田工場(大阪府吹田市西の庄町)
販売者:アサヒビール株式会社
生産年月:2013年10月上Q
入手年月:2014年
賞味期限:2014年9月
ロットナンバー:U/1257X
測定時間:43200秒
重量:1012.2g
測定容器:1Lマリネリ容器(全量充填)
解析精度:3σ
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:<3.3Bq/kg
※2014年2月1日の測定結果です。
また、放射能測定での数値は絶対値ではありません。
機器や測定環境も左右する確率的な測定ですので、あくまでも参考値としてご活用ください。
この個体(このロット)を測定した結果はその母集団の数値を保障するものでありません。
今回の測定が検出なしでも、永続的な安心を保障するものでもありません。
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・長時間測定を可能にするために、測定室の環境整備を行っています
長時間測定を行うことによりノイズの平滑化を行い、計数を稼いでいます
ピークは有りそうなのに検出されていない場合等では、必要な際はゲルマニウム測定による確定が必要になります
その1:「おのみち -測定依頼所-」の測定室の環境について
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